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山田まりやさん、離婚合意を発表 「お互いにスッキリしています」

山田まりやさん、離婚合意を発表 「お互いにスッキリしています」

タレントの山田まりやさんが6月17日、都内であったトークイベントに出演し、約5年別居していた夫で俳優の草野とおるさんと離婚合意したと発表した。すでに山田さん記入済みの離婚届を送付済みで、草野さんの返送待ちの状態だという。

合意に際しては、弁護士が調停人となる民間のオンライン離婚調停サービスを活用したそうで、山田さんは「5年も進まなかったことが、1カ月でスムーズに進んで、お互いにスッキリしています」と話した。

●「円満別居」からの「円満離婚」

山田さんには、2012年に誕生した現在13歳の息子がいる。

別居期間が長く、周囲から「どうして離婚しないの」と言われることもあったそうだが、夫婦ともに「子どもの親権までなくなるのは寂しい」という思いなどがあり、離婚には踏み切れなかったという。

しかし、民法改正により、2026年4月から双方の合意があれば、従来の「単独親権」だけでなく、「共同親権」が選べるようになったことから、離婚に向けた話し合いが始まった。

山田さんいわく、もともと「円満別居」だったそうで、双方ともに息子との関係は良好だという。

「(夫の家は)スープの冷めない距離にあって、いつどっちの家に行ってもいいという感じだった」

「お互いが舞台の稽古で1カ月いないこともあって、そのあたりは力を合わせてずっとやってきている。 (父母としてのあり方は)全然変わらないです」

日本では、離婚のほとんどが夫婦間の話し合いのみで決まる「協議離婚」とされる。一方で第三者が介在しないため、条件などをめぐりトラブルに発展することも。山田さんは調停サービスの利用についても、次のように語っていた。

「お互い芸能界で仕事をしていて、会社員の方のように決まったお給料をいただく職業ではないので…。慰謝料は別にいらないし、子どもにはいつ会ってもいい。財産分与しても何もないしね、ということで揉めることもなかった。私も働いていて、そこは普通のご家庭とはちょっと違うかもしれません」

「これから息子にかかるお金とかも、その都度双方で話し合うと合意書に書いてある。口約束だけだと曖昧になってしまうけれど、夫婦で培ってきた信頼関係もありつつ、プロの先生方に書面をつくっていただいて、安心できる」

一緒に出演した角田智美弁護士は、揉めごとの多い高葛藤の夫婦については「今後を見ていく必要がある」と留保しつつ、「まりやさんのように話し合いができ、子どものために同じ立場で子育てをしたいと考える夫婦には、共同親権は向いていると思います」と話した。

出演した角田智美弁護士

●日本でも広がりつつあるODR

山田さんが利用したのは、「wakai for 離婚」というオンライン離婚調停サービスだ。

双方の当事者は親権や養育費など、質問に沿って希望を選択。メディエーター(調停員)が中立的な立場から争点を整理して、オンライン調停を実施、調停内容は合意書としてまとめられる。現在10人近くいる調停員は、全員弁護士だという。

デジタル技術を活用した裁判外での紛争解決手段は、ODR(Online Dispute Resolution:オンライン紛争解決)と呼ばれ、世界的に広がっている。

サービスを運営するwakaiは、2025年に法務省の認証を取得。的場令紋社長は「将来的には相続などにも広げたい」と話す。

調停員以外は法律に関する質問に答えない、調停が成立せず裁判所を利用することになっても弁護士は紹介しないなど、非弁行為にならないよう注意しているとも説明していた。

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