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妊娠中の妻を気遣うあまり母親をこき使う次男に釘を刺してくれた夫に感謝【高飛車嫁と献身嫁12】

妊娠中の妻を気遣うあまり母親をこき使う次男に釘を刺してくれた夫に感謝【高飛車嫁と献身嫁12】

前回の話

幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、次男の修二さんと妻の恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。修二さん夫婦はエリート主義で、特に恵理子さんは専業主婦の幸子さんを暇人扱いしたり、不妊治療中のまゆみさんに先生の紹介を頼んだりするなどデリカシーのない発言が多く、幸子さんは次男夫婦が近くに住むことに不安を感じます。そんなある日、恵理子さんから「お腹が張っている」と連絡を受けた幸子さん。緊急事態かと思い急いでマンションに向かうと、買い物のメモを渡されます。なんと、恵理子さんが幸子さんを呼び出したのは買い物を頼みたかったから。しかし妊娠中の恵理子さんの体を思うと断りきれず、自転車で何時間もかけて頼まれたものを買い揃えます。汗だくでマンションに戻った幸子さんでしたが、恵理子さんから渡されたお礼はたったの千円。幸子さんはモヤモヤしつつも、何も言わず帰宅することに。すると丁度良いタイミングでまゆみさんが迎えて来てくれて、幸子さんは彼女の優しさに感謝したのでした。

少し無理をしすぎたみたい

私が恵理子さんのところに行ったと聞いて、心配してわざわざ遠回りして様子を見に来てくれたまゆみちゃん。車で拾ってくれただけでなく、お昼ご飯のことまで気遣ってくれて本当に頭が上がりません。嫁同士で比べるのは良くないと分かっているけど、やっぱり私は恵理子さんよりまゆみちゃんと一緒にいる方が好きです。

帰宅した私は、まゆみちゃんの「今日の晩ご飯は私が用意します」という言葉に甘えて、寝室で少し休ませてもらうことにしました。目を覚ますと、外はすっかり真っ暗。自分が思っていた以上に、身体は疲れ切っていたようです。

居間へ向かうと、夫が晩酌をしていました。どうやら、みんな晩ご飯は済ませたようです。私に気付いた夫は、「今日は大変だったみたいだな、まゆみちゃんから聞いた、大丈夫か?」と気遣うように声をかけてくれました。私は困ったように笑いながら「なんとか・・・でも身体中痛いわ」と答えます。

夫は笑いながら「俺からも、あまり母さんをこき使うなって修二によく言っとくから。初めての妊娠だから大事にしたい気持ちもわかるけど」と言いました。本当にその通りです。恵理子さんが妊婦さんだからといって、少し無理をしすぎてしまいました。すると、廊下からまゆみちゃんがヒョコっと顔を出して「でも、車なしであの量の買い物は大変すぎますよ」と笑いながら言います。

「そうだぞ、幸子が倒れたら元も子もない」そう言って、夫とまゆみちゃんは優しく笑いかけてくれました。その後、夫の電話が効いたのか、恵理子さんから私に連絡がくることはありませんでした。

恵理子さんからの連絡も減り、ようやく平穏な日常が戻ってきたと思ったのも束の間。最近、まゆみちゃんのパートがやけに忙しそう。休みの日も家にいないことが増え、帰りも遅い。本人は残業だと言っていますが、あまりに続くと少し心配になってしまいます。

恵理子さんとはどうしても相性が合いませんが、幸子さんのことを本当に気遣ってくれる家族はちゃんとそばにいます。「妊婦さんだから」という理由だけで無理をして引き受けるのではなく、これからは1人で抱え込まず、きちんと相談してから動いたほうがよさそうですね。それにしてもまゆみさん、パートが忙しいようですが大丈夫なのでしょうか。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

配信元: ママ広場

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