
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、SNSに猫のイラストや創作漫画を投稿しているイラストレーター・畑乃おいもさんの『猫とコーヒーときどき紅茶』だ。
同作は、とある喫茶店で働く店員とたくさんの猫たちの日常を描いたシリーズ。以前畑乃さんのX(旧Twitter)に同作のエピソード『思いがけないお客さん』が投稿されると、2000以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者の畑乃さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■喫茶店に新たな猫がやってきた?

ある日の喫茶店、お客がいない状況のなか、メイド姿の店員は猫の“マメ”をなでながら「今日も落ち着いてるねー」とひとりつぶやく。すると、扉が開き、お客が来店したのかと思いきや、そこにいたのは喫茶店のマスターだった。
マスターは猫用キャリーを持っていて、その扉を開けたところ、中から“ラブ”という名の猫が姿を現す。というのもマスターは長い期間、家を空けるため、その間、店員に面倒を見てもらいたいようで…。読者からは「猫ちゃんたちが可愛すぎる」「マスターの様子が微笑ましい」などの声が上がっていた。
■猫・ラブちゃんのキャラクターデザインは「一番時間をかけて悩んだ」

――喫茶店を舞台にした『猫とコーヒーときどき紅茶』シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。
これまでイラストで表現してきた猫の可愛さを、もう一歩踏み込んで漫画という形でも届けたいという思いから始まった挑戦でした。
なぜ舞台を喫茶店にしたのかというと、普段からメイドさんと猫を描くことが多く、喫茶店という舞台がしっくりきました。また、タイトルにコーヒーと紅茶を入れている理由ですが、喫茶店といえば…ということもありますが、単純に私自身がどちらも好きで、ぜひ入れたかったというのも大きいです。
――『思いがけないお客さん』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
『思いがけないお客さん』は、マスターと猫のラブちゃんが初めて登場する回だったので、まずはマスターの魅力、そしてラブちゃんというキャラクターの個性がしっかり伝わるように、表情づくりや漫画の構図にこだわりました。
特にラブちゃんのキャラクターデザインは、一番時間をかけて悩んだ部分でした。可愛らしさと上品さ、そのうえで少しやんちゃな雰囲気も感じられるように描きこみましたので、読者の方には、ラブちゃんに注目して楽しんでいただけたら嬉しいです。
――様々な猫のイラストを描かれていますが、なかでもお気に入りの猫ちゃんはいますか?
どの猫ちゃんにも思い入れがあって、みんな本当に大好きなんですが、しいて1匹選ぶならクロちゃんです。黒猫がもともと好きというのもありますし、神出鬼没でつかみどころのない性格が、描いていても楽しいです。
一方で、キャラクターデザインという視点でいえば、ラブちゃんが特にお気に入りです。可愛さや上品さのなかに、少しやんちゃさをどう混ぜるかを試行錯誤したので、思い入れも強いキャラクターになりました。
――2026年の展望や目標をお教えください。
今後も引き続き『猫とコーヒーときどき』シリーズは継続して描いていきたいと思っています。この作品をもっと多くの方に届けられるように、いずれは書籍化も目指したいです。それと同時に、新しい漫画にも挑戦していきたいです。これまでとは違った表現や世界観にも挑戦しながら、作品の幅を広げていけたらと思っています。
――読者へメッセージをお願いします。
作品をご覧いただき、本当にありがとうございます。これからも、猫ちゃんの魅力を絵や漫画を通してお届けできるよう、描き続けていきたいと思っています。引き続き応援していただけたら嬉しいです。

