
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第59回が6月18日に放送された。看護婦養成所の卒業式を迎えたりん(見上)や直美(上坂)たちが、バーンズ(エマ・ハワード)との別れを惜しむ様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■卒業式のサプライズと、家族のような仲間たちとの旅立ち
卒業式当日、りん、直美、多江(生田絵梨花)らは卒業証書を受け取るが、その場にバーンズの姿がないことが気になっていた。校長が「バーンズ先生は今日が最後…」と告げたところで、慌てて探しに駆け出す一同。
すると、食堂には途中で退学したゆき(中井友望)の姿があった。驚くりんたちの前に、バーンズが大きなアップルパイを持って現れる。彼女は卒業を迎える生徒たちのために、自らアップルパイを焼いて待っていたのだ。
卒業記念の集合写真では、最初は緊張で表情がこわばっていたものの、ゆきを真ん中に入れると思わず笑顔があふれ出す。まるで家族のように過ごした見習い生たちは、それぞれの場所へと旅立っていった。

■捨松が明かした、バーンズの“影の奔走”
久しぶりに大山家を訪ねたりんと直美は、捨松(多部未華子)から「看護とは何か」と問われる。言葉に詰まり下を向く2人に、捨松は嬉しそうに「This is nursing!学べば学ぶほど、安易には考えられなくなるのが看護ですよね。患者は1人1人違い、状況は時によって変わっていく。バーンズ先生はあなたたちをしっかり育ててくれたのね」と語りかけた。
さらに捨松は、思いがけない事実を明かす。実は養成所の閉鎖が決まり、帝都大学医科病院は卒業後の看護婦たちの採用を取りやめようとしていた。それを知ったバーンズは、捨松をはじめ、かつての入院患者・千佳子(仲間由紀恵)などの有力華族や政治家たちを回り、院長に働きかけてもらうよう影で奔走していたのだった。
恩師の深い愛を知り、言葉を失う2人。そんな彼女たちに、捨松は「Welcome trained nurses!これからそれぞれの場所で誠実に悩み続けていきましょう」と明るくエールを送るのだった。

■バーンズからの最後のメッセージと、新たな生活の始まり
バーンズは1冊の本を残し、故郷のスコットランドへ旅立っていった。それは、入学して最初の課題としてりんたちが翻訳したナイチンゲールの著書だった。本には「看護とは何か。問われているのは私自身である」というバーンズの直筆メッセージが添えられており、りんたちはその言葉を深く噛みしめた。
卒業後、長屋に空きがなかったため、直美は一時的に一ノ瀬家に身を寄せることに。早速、りんの母・美津(水野美紀)のマイペースな勢いに巻き込まれる直美だったが、どこかうっとうしさを感じながらも嬉しそうな表情を浮かべていた。
■厳しくも優しいバーンズとの別れに「寂しすぎる」とロスの声
見習い生たちの卒業とバーンズとの別れが描かれた今回。SNSには「バーンズ先生、最後にアップルパイ焼いてくれるなんて優しくておちゃめ!」「一生忘れられない味になるよね」「もう会えないなんて寂しすぎる…最後まで見習い生たちのために頑張ってくれて素敵な先生だった」と、別れを惜しむ声が殺到した。
また、写真撮影のシーンには、モデルとなった養成所の実際の卒業写真の再現に歓喜するファンが続出。「有名な集合写真の再現が!」「再現度高くてうれしい!」「セピア色の写真が素敵」といった声が寄せられ、大きな反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


