
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、東野ねこさんが描く『職場で推されています』をピックアップ。
東野ねこさんが4月7日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、東野ねこさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■副担任に推されている女性教師

教師の藤原サキは、唯一の肉親であった妹が他界し、忘れ形見である男の子を一人で育てている。
その日も休憩も取らずぶっ通しで仕事をし、お迎えに行こうとすると、別の教師から“今日中”という仕事を振られてしまう。お迎えがあるから、とサキが言うと、
「子どもがいると早く帰れていいよな~」
と嫌味を言われる。腹が立ったサキは仕方なくその仕事を片付けようとするが、サキのクラスの副担任である橘ヤマトが仕事を引き受けると申し出てくれる。ヤマトの優しさに思わず涙を流すサキ。さらにサキの手を取り
「頑張ってる人の手ですね」
と言うヤマト。その後、学校に残りサキから仕事を引き継いだヤマトは、“推し(サキ)”の役に立てたことに満足するものの、手を触ったことはルール違反だったかと猛反省するのだった…。
作品を読んだ読者からは、「かわいいっ」「二人とも推せる」「続編を猛烈に希望します・・・!」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・東野ねこさん「日常の中で少しほっこりできるお話が作れたら…」

――『職場で推されています』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
子育てしている方は子供の小さな手を「包み込む側」になると思うのですが、包み込まれたくなる日もあるよね…‼︎と思い生まれた作品です。
「頑張ってる人の手ですね」のシーンが先に思い浮かび、そこをめがけてお話を作りました。
――本作の登場人物である藤原サキや橘ヤマトはどのように生み出されたでしょうか。また、登場キャラクターを考える際のこだわりがございましたらお教えください。
先ほどの内容と重なるのですが、子育て頑張っているお母さんであるサキ、そしてそれを全力肯定してくれる存在としてヤマトが生まれました。
ただ恋愛というのは少し違うなぁ…ということで、とにかく全力で「推し」てくれる人がいいなぁと…。いずれ本格的に恋になるかは不明です(笑)
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
やはり一番描きたかった手に触れるシーンです。サキは驚きつつとても癒されたことと思います。
あとはヤマトの「はよ迎えてください」も。ぶっきらぼうだけど優しさが込められているヤマトらしいセリフで気に入っています。
――東野さんは他にも『北風と太陽の恋ひ恋ふ日誌』や『クールな書店員さんに恋をする話』など多くの漫画を描かれていますが、漫画を描く際に大切にしていることや意識していることはありますか?
刺激的な話作りが苦手なことが悩みなのですが…日常の中で少しほっこりできるお話が作れたらな、と思っています。そこが自分の作品らしさでもあると思うので、大切にしていきたいです。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
地域色を強く出した漫画を描いてみたいです。
あとはより恋愛に振り切った漫画もチャレンジしてみたいです。
――最後に読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
作品をお読みいただき本当にありがとうございます!
これからも応援していただけたら嬉しいです!

