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お店のおもちゃを壊した子のママが「あの子です!」うちの子に罪を被せる気!?目撃者と店長が一斉に…

お店のおもちゃを壊した子のママが「あの子です!」うちの子に罪を被せる気!?目撃者と店長が一斉に…

ある日、4歳の息子の幼稚園のお友だち親子と、一緒にショッピングモールに出かけた私たち。そこでお友だちがお店のおもちゃを壊してしまいました。ところがママ友は、なぜか嘘をつき、息子に濡れ衣を着せようとします。憤る私でしたが、ここから思わぬ展開になるのです……。

ママ友は“出入り禁止”寸前だった…

4歳の息子と1歳の娘を連れて、息子と同じ幼稚園のAくん親子と一緒にショッピングモールへ行ったときの話です。電車のおもちゃが好きなAくんに合わせ、私たちは無料で電車のおもちゃで遊べるおもちゃ店に行くことにしました。子どもたちはしばらく楽しそうに遊んでいましたが、突然、Aくんが投げたおもちゃが壁にガシャンと当たってしまいます。おもちゃは部品が外れ、割れてしまいました。


実はAくん、もともと少し衝動的で乱暴なところがあり、普段の遊びでもヒヤッとする場面が多かったのです。Aくん自身も「やってしまった」という表情でその場で凍りついていました。一方、私の息子と娘は、突然の大きな音にすっかり怯えてしまい、私の後ろに隠れてガタガタと震えていました。


「これは大変」と驚いた私が、お店に知らせなければと思って辺りを見回していると、Aくんママが「私が店員さんに声をかけてくるね」とすぐに立ち上がりました。すると、店員さんと一緒に戻ってきたAくんママが、「あの子です」と言って、私の息子を指差すのです。


その店員さんは「この子のお母さんはあなたですか?」と、私に尋ねてきます。なぜ私に声をかけたのかわからず、「はい」と返事をすると、「こちらにも記載させていただいておりますが、故意に壊された場合、代金をお支払いいただく場合もございます……」と、注意書きの貼り紙を指して店員さんは困惑の表情です。いつの間にか、息子がおもちゃを壊したことになっていたのです。


この状況に憤りを隠せず、Aくんママを見ると、私は目撃者ですといいたげな顔で何も言いません。思わず「え、なんで息子のせいにするんですか?」と詰め寄ると、Aくんママは「だって事実じゃない! 私、見てたんだから」と嘘をつくのです。私があ然としていると、店員さんは「店長に伝えて、壊れたおもちゃの弁償をしていただきたいので、こちらに来ていただけますか?」と店舗裏の事務所に案内しようとします。


しかし、そのときでした。近くにいたご家族が「違いますよ! 壊したのは、あっちのお子さんですよ」と声を上げてくれたのです。さらに「私も、同じ被害にあったことがありますから」と言います。


「同じ被害って……?」と驚いて聞くと、そのママさんは「数カ月前、このママさん(Aくんママ)のお子さんがおもちゃを投げ飛ばしたのに、近くにいたうちの子のせいにされたんです。そのときは別の店員さんが見ていて誤解が解けたんですけど……。まさかまた同じことをしてるなんて」と、呆れたように教えてくれました。


Aくんは以前にも、このお店で何度もおもちゃを壊しており、既に店長さんから「あまりに高頻度だと、出入り禁止にするかもしれない」と警告を受けていたのでした。Aくんママはそれ以降、保身から必死で周りのせいにしていたようです。 結局、そのたびに嘘と判明していたそうですが……。


「言いがかり付けないでよ!」と絶対に非を認めないAくんママと押し問答をしていると、店内モニターで一部始終を見ていたという店長さんが、ただ事ではない雰囲気を察知したようで、こちらにやって来ました。そして「また、あなたですか」と呆れた様子で言います。すべてを知っている店長さんの登場に、Aくんママはハッとした表情になり、「違うんです! 今回はたまたまなんです!」と言い訳を始めます。


店長さんはそれを制止し「いつもそう言いますけど、お子さんの身にもなってあげてくださいよ。嘘ばかりつく親なんて見たくないと思いますよ!」と一喝したのです。Aくんママはうつむき、顔を紅潮させています。店長さんは続けて「もうこのお店には来ないでくださいね」と、出入り禁止をはっきりと伝えました。


店長さんは、私と子どもたちに向かって「事情もよく確認せず、一方的に疑うようなまねをしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。今回対応したスタッフは、先日入ったばかりの新人でして……。情報共有ができておらず、ご迷惑をおかけしました」と深く頭を下げて謝罪。新人店員さんも、謝ってくれました。


そして店長さんは、怯えて泣きそうになっていた子どもたちにも「怖がらせちゃってごめんね」とやさしくお菓子を渡してケアしてくれたのです。決定的な証拠を示されて反論できないAくんママは、そのままAくんと店長とともに、事務所へと姿を消しました。


助けてくれた家族にお礼を伝えると、「うちも悔しい思いをしたから、放っておけなくて」とやさしく慰めてくれ、その温かい言葉に、張り詰めていた心がスッとほどけて、救われる思いでした。


その後、Aくんママとは連絡をとることはなく、お互いに距離を置いたままです。幸い、幼稚園での息子たちの関係に大きなしこりは残りませんでしたが、子どもながらに何かを察したのか、息子が自らAくんと遊ぶことはなくなり、自然と別のクラスのお友だちと過ごすようになりました。


子どもの非はきちんと認めて親が謝罪しないといけないですし、子どもにもしっかり反省させないといけないと私は思います。親の身勝手な嘘は子どものためにならないでしょうし、結果的にわが子を傷つけることになりかねません。


親しくしていた人から突然裏切られ、悲しい気持ちになりましたが、Aくんママを反面教師にして、私は子どもの前で誠実であり、きちんと責任を取れる親であろうと心に誓った出来事でした。


著者:木村凛/30代・ライター。4歳と1歳の兄妹を育てる転勤族ママ。繊細な長男と怖いもの知らずな娘の対応に追われる毎日。早く子どもを寝かせて自分磨きの時間も大事にしている。


作画:Pappayappa


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)


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