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2歳娘の髪を義父が勝手に切った…「涙が止まらない」母親の悲しみに「うちもやられた」共感続出

2歳娘の髪を義父が勝手に切った…「涙が止まらない」母親の悲しみに「うちもやられた」共感続出

「2歳の娘の髪を、義父が勝手に切ってしまった」

そんな母親のSNS投稿が注目を集めています。

投稿した女性によると、娘は生まれてから一度も髪を切ったことがなく、七五三までにどれだけ髪を伸ばせるか、髪飾りを用意して楽しみにしていたとのことです。

しかし、夫が娘を義実家に預けたわずかな時間のうちに、義父が髪を切ってしまい、その写真が送られてきたことで「涙が止まらない」とつらい心境を明かしました。

SNS上では、「私の子どもも義父母にやられた」「七五三前に勝手に切られた」「髪は伸びても思い出は戻らない」など共感の声が相次いでいます。

近年は、子どもの初めての散髪を「ファーストカット」として写真や動画に残したり、切った髪を記念品として保管したりする家庭も増えています。こうした中、祖父母などが親に無断で子どもの髪を切った場合、法的にはどのような問題があるのでしょうか。家族のトラブルにくわしい原口未緒弁護士に聞きました。

●親の同意なく髪を切ったら暴行罪に?

──今回のケースでは、祖父が親の同意なく2歳児の髪を切っています。SNS上では「暴行罪ではないか」といった指摘もみられますが、このような行為は法的にどのように評価されるのでしょうか。実際に親が精神的ショックを受けた場合、慰謝料請求などの民事上の責任が認められる余地はあるのでしょうか。

なかなかに難しい問題ですね。

無断で髪を切る行為は、法的には「暴行罪」にあたる可能性があります。人の健康状態を害する「傷害罪」とは区別されますが、本人の意思に反して身体に触れ、髪を切り落とすことは不法な攻撃とみなされるからです。

2歳のお子さんの場合、本人が拒んでいなくても、親の承諾がなければ正当化は難しいでしょう。

親には、子どもの身なりや養育方針を決める「監護権」があります(民法820条)。たとえば、七五三のために伸ばしていたという親の意向を無視して勝手に切ることは、この監護権を侵害する不法行為になり得ます。

過去には、保護者に無断で髪を切った教員の責任を認めた裁判例もあり、精神的苦痛に対する慰謝料請求が認められる余地は十分にあります。

●世代間に価値観の相違、コミュニケーションを

──今後、このようなことが起きないよう、祖父母はどうしたらよいのでしょうか。

そうですね、祖父母としては、「よかれ」と思ってやった可能性もある行為かとも思われます。

ただ、価値観が多様化している現代ですし、また、世代間における価値観の相違も多分にありますので、「よかれ」と思っての行為も、このように逆に傷つける行為となることもあります。

まずは、孫のことに関しては自己判断で行わずに、「なんでも聞く」「コミュニケーションをとる」ということを心がけると良いかと思われます。

【取材協力弁護士】
原口 未緒(はらぐち・みお)弁護士
東京弁護士会所属。心理カウンセリング・アカシックリーディングも併用しながら、こじらせない円満離婚の実現を目指します。著書『こじらせない離婚―「この結婚もうムリと思ったら読む本」(ダイヤモンド社)
事務所名:法律事務所mio.
事務所URL:https://www.mio-law.com/

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