
「101回目のプロポーズ」の続編ドラマとなる「102回目のプロポーズ」(毎週水曜夜11:00-11:30、フジテレビ系/FODにて独占配信)の第11話が、6月17日に放送された。光(唐田えりか)と音(伊藤健太郎)の遊園地デートは、思いがけない悲劇へと展開。音の残酷な運命を知った光に共感の声が相次いだほか、涙を流す視聴者が続出するエピソードになった。(この記事はネタバレを含みます)
■34年の時を経て星野達郎が帰ってくる
1990年代を彩った月9ドラマ「101回目のプロポーズ」(フジテレビ系)は、浅野温子と武田鉄矢の共演で放送から30年以上たった今も語り継がれるラブストーリー。その続編となる連続ドラマ「102回目のプロポーズ」は、「101回目のプロポーズ」の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野)と星野達郎(武田)の娘・光(唐田えりか)を主人公とした、懐かしさと新たなドラマが交差する笑って泣けるヒューマンラブストーリーとなっている。
鈴木おさむ氏が放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望。ヒットから34年の時を経て、ついに本人自ら企画を立ち、新たな連続ドラマとして制作される。
■唐田えりか、せいや、伊藤健太郎が三角関係に
主人公・星野光役を務めるのは唐田。薫と達郎の娘として生まれ、母と同じチェリストの道を歩みながら、二人の男性の間で揺れる繊細な役柄を演じる。そんな光に一目惚れする青年・空野太陽をせいや(霜降り明星)、光の恋人・大月音を伊藤健太郎が演じる。
また、光の父・達郎役として武田も出演。「101回目のプロポーズ」で薫と結ばれ、今では小さいながらも自分の建築会社を経営しながら、薫との間に生まれた愛娘の幸せだけを願う父親を演じる。
「101回目のプロポーズ」の達郎と純平(江口洋介)の掛け合いを彷彿とさせる、達郎と太陽の掛け合いが本作の見どころの一つとなる。
■幸せな遊園地デートの先に待っていた悲劇
最終回を前に、ついに視聴者が恐れていた悲劇が訪れ、悲しみの声が相次ぐことになった第11話。不要な外出を禁じられてしまった音が「本音を言うと、最後に光と普通のデートをしたかった」と、太陽にこぼしたことをきっかけに光と音の遊園地デートが実現する。
音の最後の望みをかなえてあげたい一心の太陽は、音を近くで見守りながらデートをサポートするため、うさぎの着ぐるみで変装して遊園地へ。SNSには「遊園地のシーンは素敵すぎた 楽しそうな光を見る眼差しが優しい音」というコメントがあがったように、穏やかな楽しい時間が流れていたが、帰り道に音が道端で倒れ込んでしまい、事態は急転する。
着ぐるみを脱いで駆けつけた太陽は、気が動転している光に救急車を呼ぶように指示。こうして光は音の病気のこと、余命のこと、太陽が音の病気を知っていたことのすべてを知ることになるのだった。
■知らされなかった光の苦しみに共感の声続出
その後、光が父・達郎の事務所を訪れ「なんで教えてくれなかったんですか」と涙に怒りをにじませながら太陽を問い詰める展開に、SNSでは共感の声が殺到。「そりゃそうなるよね怒るよね」「そりゃあ光さんの気持ち考えるとむずかしいよな」「この回になってやっと周りから知るの怒っても仕方ないと思う」「自分だけ知らずに守られて笑ってたっていうのもしんどいよね」といった同情が寄せられた。
さらに「光も……みんなも誰も悪くない…」「誰も悪くないから余計つらい」という声のほか「これ何がキツいって『何で言ってくんなかったの!?』ってぶつける時間がもったいなく感じるくらい、残り時間が少ないことなんだよな。一番知らせるべき存在であるはずの自分に隠してたこと、一旦怒らせてくれや…」「1つ1つ思い出すたびにもうできないんだなって同時に感じてしまうね」「死ぬのがわかってたら、すごし方も変わったろうに…」などの意見も。
愛する人との別れが迫る中、光が抱えた怒りや後悔、そして「知らされなかった側」の苦しみに多くの視聴者が心を重ねた第11話。残された時間の尊さを改めて考えさせる展開に、大きな反響が広がっている。
◆文=KanaKo

