55種類の花とみどりで作り上げるフラワーインスタレーション ※イメージ
入場無料で体感する、花とアートが彩る東京の55年
本展は、1970年の創刊以来、外国人編集者ならではの視点で日本文化や東京の魅力を世界に発信し続けてきた『Tokyo Weekender』の集大成となる展覧会です。55年にわたる秘蔵アーカイブと、世界的写真家レスリー・キー氏が撮り下ろした新作ポートレートを通して、「東京らしさ」や「文化の継承とは何か」を問いかけます。
会場を彩るのは、メインスポンサーの日比谷花壇による圧巻のフラワーインスタレーションです。創刊55周年にちなんだ55種類の花とみどりで作り上げられる華やかな空間装飾は、「多様性」をテーマに、バイオフィリックデザインを取り入れた現代的なアプローチで展開されます。自然の要素が人々のウェルビーイングに寄与するこの空間デザインは、会場中央のフォトスポットとして来場者を迎えます。
エグゼクティブ・フローリスト 阿部 学
トップ・フローリスト 野間 香織
世界的写真家レスリー・キー氏が捉えた15名の「TW ICONS」
TW Icon Awards curated by SUPER. photographed by Leslie Kee
本展のハイライトは、レスリー・キー氏による撮り下ろし新作「TW ICONS」です。河瀨直美氏、隈研吾氏、斎藤工氏をはじめ、アート、建築、ファッション、エンタメ、スポーツなど各分野で日本文化を築いてきた15名のポートレートが展示されます。
特に注目すべきは、縦約2メートルの大型グループショット。世代やジャンルを超えた表現者たちの姿が並ぶことで、「文化が未来へとつながっていく様子」を視覚的に表現しています。レスリー・キー氏は、東京を拠点に35年以上活動し、マドンナやレディー・ガガなど世界的アーティストを撮影してきた実績を持ち、LGBTQ+の可視化を目指す「OUT IN JAPAN」など、社会的課題に取り組むプロジェクトにも積極的に参画しています。その眼差しが捉えた現代日本・東京を象徴する表現者たちの姿は、必見です。
