子どもが同じ習い事に通うママさんから、ある大雨の日に「車を出してもらえませんか?」と連絡が来たときのことです。断ったことで気まずくなったのではと悩んでいた私ですが、数週間後、思いがけない理由を知ることになりました。
大雨の日に届いたお願い
その日は朝から雨が強く、外に出るだけでも大変な天気でした。そんな中、習い事で顔を合わせるママさんから「今日、車を出してもらえませんか?」と連絡がありました。
ただ、その日は私も仕事後に子ども2人を迎えに行き、さらに病院へ行く予定が入っていました。時間に余裕がなかったため、少し迷いましたが「今日は予定が立て込んでいて難しいです。ごめんなさい」と返信しました。
すると返ってきたのは、「そうですか」という短いメッセージだけ。怒らせてしまったのかもと、私はしばらく気になっていました。
気まずい……と思っていたら!?
翌週の習い事で会ったときも、相手は挨拶こそしてくれたものの、どこかよそよそしい雰囲気。私は「断ったことで関係が悪くなったのかもしれない」と落ち込んでいました。
ところが数週間後、そのママさんから「あのときはごめんなさい」と突然謝られたのです。話を聞くと、あの日の送迎依頼は本人の希望ではなく、雨の日に車を出せない義父母から「近所の人に頼めばいい」と言われ、困って私に連絡したのだそうです。
私が断ったことで、義父母に「他人に頼るのが当たり前ではない」と話すきっかけができたとのこと。さらに「無理に引き受けてもらわなくてよかったです」と言われ、私は胸をなでおろしました。
この出来事のあと、そのママさんとは以前より気軽に話せるようになりました。私はそれまで「断ると人間関係が悪くなる」と思っていましたが、無理なことは正直に伝えることも大切なのだと実感しました。
親切にする気持ちは大切ですが、自分や家族の予定を犠牲にしてまで引き受ける必要はないのだと感じた出来事です。
著者:西村彩香/30代女性/パートで働きながら、休日は家族で公園や買い物を楽しんでいます。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部にAI生成画像を使用しています

