夢の終わりと私の決断
ある日突然、彼のバンドが解散。使われることのなかった機材が部屋の隅に積まれ、返ってこないお金と、言い訳だけが残りました。
私は彼の夢を応援していたはずだった。けれど、これは夢にかこつけた依存だったのかもしれない……。そう思った瞬間、自分の中で何かが音を立てて崩れていきました。
そして私は静かに彼に別れを告げることに。「これ以上関係を続けても、未来が見えない」。その言葉を口にしたとき、不思議と涙は出ませんでした。むしろ、ようやく肩の荷が下りたような、そんな感覚に包まれたのです。
恋愛は支え合いがあってこそ成り立つものです。どちらか一方だけが負担を抱える関係は、その場はよくても、いずれひずみを生みます。
相手の夢を応援する気持ちは大切ですが、誠実さや努力が伴っていなければ、ただの依存に変わってしまいます。この経験を通して私は、自分を犠牲にしない愛し方、対等で健全な関係の大切さを知ることができました。
著者:桐島千夏/40代女性・母子家庭のママ。フリーのライターとして活動中。恋愛をはじめ、過去の体験談などを執筆している。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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