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庭の巨大岩を燃やして冷やしたら…… 驚きの光景に「初めて見る作業」「すごいすごいすごい!!!!」

庭の巨大岩を燃やして冷やしたら…… 驚きの光景に「初めて見る作業」「すごいすごいすごい!!!!」

 購入した土地にあった、巨大な岩。その岩を特別な道具を使わず、男性が1人で砕こうと試行錯誤する様子を収めた動画がYouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で24万回以上再生され、7400件を超える高評価を獲得しています。

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「デクの2畳小屋暮らし ~理想の家づくり~(@デクの小屋暮らし)」のデクさん。普段は、元公務員で一時は実家に引きこもっていたデクさんが愛車・バモスとともに日本一周の旅に出た様子や、車中泊をしながら一目ぼれした鹿児島・屋久島で土地を購入し小屋を作る様子、さらに理想の家を建てるべく奮闘する様子などを投稿しています。また、以前はゼロから作り始めた小屋が、ついに完成した際の様子が注目を集めました。

 今回話題を呼んだのは、削岩機などの特別な道具を使わずに、巨大な岩を砕こうと試行錯誤する様子です。現在はゼロから作り上げた2畳の小屋で生活しつつ、理想の家を建てるための準備を進めているデクさんですが、この日は家を建てる場所を決めようと考えているようで……?

 新居の大体の場所としては、現在の住まいである小屋の右側に建てたいと考えているとのこと。まずは家の大きさを知るため、家と同じサイズになるように準備しておいたひもを使って、場所を気にせずに地縄を張ってみます。

 家のサイズは縦3640×横7280、16畳になる予定です。5畳の土間、11畳の洋室とひもを張ってみると、建てようとしている家の大きさが見えてきました。現在の住まいである2畳の小屋の8倍にあたるので、かなり大きいことが分かりますね。

 そしてひもを張ってみた結果、この場所は日当たりがいいけれど、少々圧迫感があることも分かりました。家にはウッドデッキも作る予定なので、ここに家を建てると庭が狭くなってしまいます。家庭菜園やたき火ができるスペースも欲しいので、庭は広くしたいと考えているそうですよ。

 現状では洋室の部分に大きな花こう岩があるため、これ以上家を後ろに建てることができません。できればこの岩を砕きたいところですが、ほぼ確実に大変な作業となることでしょう。しかしこの岩を上手く削り、直角に切ることができたのなら、岩の上に家の土台を乗せられるかもしれません。家作りに関して後悔したくないデクさんは、思い切って岩を砕くことを決めたのでした。

 しかしデクさんが持っている岩砕きアイテムはハンマー、タガネ、保護メガネの3点のみ。始める前からかなり時間がかかりそうな予感がしてきますが、まずは気にせずに挑戦してみます。

 デクさんによると、花こう岩は超硬い「石英」、硬い「長石」、柔らかい「黒雲母」という、3つの鉱物からできているとのこと。まずは柔らかそうな部分にタガネを当て、削っていこうとしましたが……ほんの少しずつ削れてはいるけれど、このペースで削っていくとなれば、半年くらいかかってしまいそうです。これはさすがに、別の手段を考える必要がありますね……!

 その後「ヒビにタガネを入れるとどんどん亀裂が入り割れやすくなるらしい」、「ドリルで穴を開けるといい」、「振動で壊していく削岩機が有効」という情報を入手したため、ヒビにタガネを入れてみましたが……手が痛すぎて、1時間も作業を続けることができなかったのでした。

 数日後。この日は知り合いに借りてきたドリルを使って岩に穴を開け、タガネを入れてハンマーで叩き、ヒビを作って壊していく作戦に挑戦してみます。しかし用意しておいたドリルビットが軟石・鉄用のものだったようで、残念ながら全く穴が開きませんでした。

 削岩機をレンタルすることもできるけれど、レンタル代が1日4000円するうえにレンタル場所が少し遠く、仕事もあるため毎回借りに行くのが大変そうなのだとか。どうしようか悩みつつ、ひとまず岩周辺の草抜きをしながら作戦を考えましたが、この日はいいアイデアが浮かびませんでした。

 さらに数日後。岩周辺の掃除が終わると、その全貌が見え始めました。かなり大きく一筋縄ではいかなそうですが、DIYの大先輩から「岩を熱してそこに水をかけ、急激に冷ますとかなり割れやすくなる」という情報を教えてもらったのだとか。そこでこの日のために集めておいた木材を燃やし、石の内部まで熱が届くように数時間燃やし続けてから、一気に水をかけてみます。

 熱風や煙と戦いながら、木材を継ぎ足して2時間後。火が付いている木材を可能な限りどかしてから、水をかけていきます。水をかける時に石が飛んでくることがあるため注意しながら水をかけると、ジューという大きな音とともに大量の白煙が立ち上って……驚くことに、あっという間に岩の表面が砕けたのです。その後も大量の水をかけた岩の表面は砕けてはがれ、大量のヒビが入っていました。この後は木材を燃やして岩を熱し、水をかけてはがすという作業をひたすら繰り返していきます。

 花こう岩はマグマが固まってできたものですが、現在砕いている岩は卵の殻をむくように、外側からキレイに割れてはがれていきます。もしかしたらマグマが何層にも重なってできた岩なのかもしれない、そんなことを考えながら黙々と作業を続けていきます。作業中に熱で長靴が溶けてしまったほか、次の日まで石が温かかったそうなので、石の中には十分熱が届いていたようです。

 この作業は1回で3~4時間かかるので、1日に2回くらいが限界かもしれない。そう思いつつも1回目が上手くいってやる気が出てきたので、顔の暑さと戦いつつ2時間後に熱しておいた岩に再び水をかけ、はがせるだけはがしていきます。

 あまりの暑さに体中の水分が抜け、塩分を欲していることから、この後は3回目の作業をやって終わりにすることに。作った塩むすびで塩分を補給しつつやれるところまでやって、最後は美しい水が流れる川に全身を浸け、しっかりと体を冷やしたデクさんなのでした。

 やることが決まったらひたすら繰り返すだけだと話すデクさんは、次の日から4回目、5回目、6回目……とひたすら岩を熱しては水をかけていきます。途中で木材が足りなくなって節約していましたが、後になって木材を節約せず、全体を囲うように燃やした方が効果的だと気付いたそうです。なおこの作業で割れた花こう岩については、並べて階段として活用することにしました。

 9回目にはこの土地にあるほぼ全ての木材を燃やしてしまったため、今回の作業はこれで終わりにすることに。仕事の合間にやったため2週間ほどかかりましたが、今後はもう少し石の高さを下げつつ、新しい機械を借りて岩を整えていきたいと考えているそうですよ。

 その後調べたところ、花こう岩は「573度からもろくなりはじめる」という情報があったとのこと。しかし岩内部の温度を測ることはできないので、ひたすら木材を燃やして石を熱し続けるしかなさそうですね。古典的なやり方だからこそ、昔の人のすごさが少しだけわかったような気がする、今回もいい経験になったと話すデクさんなのでした。

 この投稿に対し、YouTubeでは「すごく面白かったです。見入っちゃいました。諦めずにいろんな方法探して実際やってみて、まさかの焼いて冷やしてもろくする! ほんとにすごい」「どんな困難もコツコツ努力する姿に心を打たれます」「すごいすごいすごい!!!! こんな方法思いもしなかったです!!」「初めて見る作業! 岩が剥がれる瞬間が気持ちいいですね」などの声が寄せられました。

 デクさんはYouTubeチャンネル「デクの2畳小屋暮らし ~理想の家づくり~(@デクの小屋暮らし)」の他、X(@DekuInTheCar)でも情報を発信中。理想の家を建てるため、日々試行錯誤する様子を見ることができます。

動画提供:YouTubeチャンネル「デクの2畳小屋暮らし ~理想の家づくり~(@デクの小屋暮らし)」

配信元: ねとらぼ

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