
中田花奈、鈴木大介、東城りお、下石戟を擁するMリーグチーム「BEAST X」。同チームの裏側や、優勝に向け駆け上がっていく選手たちの軌跡を追いかける番組が「MリーグNo.1への道 BEAST ROAD」(毎週水曜夜10:00-10:30、BS10)だ。6月17日放送の「BEAST Xのファンサ力を向上しよう」と題された回では、人気アイドルグループ「Honey Devil」が“ファンサの極意”を授けるべくゲスト出演。鈴木、下石が“あざとかわいい”を身につけるべく、奮闘する姿が描かれた。
■下石、鈴木がアイドルに学ぶ“ファンサ”
同日の放送では、鈴木と下石を助けるべくお笑いコンビ・ちゃんぴおんずも参戦。日本一おもしろい大崎が「シーズン、お疲れ様です~!」とあいさつすると、鈴木が「2回くらい優勝できるかなと思えるときがあった」と手ごたえを語る。来シーズンへ臨む気合いが早くも見え隠れする2人に、「ただしですね!」と大崎が声を張った。
「BEAST Xにいま一番必要なもの、足りないもの」として大崎が提唱するのは、「ファンサービス力」。たしかに「そもそも必要と思ってなかった」と下石が漏らすなど、ファンから応援してもらうプロチームとしてはあまり意識していなかった領域らしい。
ここを補完するためにやってきたのが、アイドルグループ「Honey Devil」。6月24日(水)からはZepp Shinjukuでグループ史上最大規模の3rdワンマンライブ「Road to Zepp Shinjuku Honey Trap Travel Tour ~恋でも、推しでも、もう抜け出せない~」の開催を予定している、井上唯、亀尾日菜子、鈴木南帆、日浦菜緒、藤原遼、小山涼香、渋谷奏和からなる7人組アイドルだ。
まずは現状のファンサ力を見るべく、ちゃんぴおんず・大ちゃんをファンに見立ててファンと交流するようすを見極める。
笑顔で対応していたように見えた鈴木(大介)のチャレンジを見て、リーダー・(鈴木)南帆はさっそく改善点を見つけた模様。飛び出したのは「工夫できるなと思ったのは、声のトーンをもう少し上げることかな」というすぐに実践できる具体的なアドバイスだった。ファン役の大ちゃんも「グイグイいくファン」を演じたのに、受け止める側のテンションが低いと「スカされている」ように感じたそうだ。
さらに下石の挑戦を見て、「ファンの圧力に耐えられていない」と指摘したのが亀尾。鈴木(大介)のときと同じくファンとテンションの違いが明らかで、「一緒にいたくないのかな?」と思われてしまうと分析した。そこに小山が「主導権を握る」ためにテンションをしっかり上げることを提案したのだが、「テンション低いのがウリ」と抵抗を見せる下石。すると小山からは「目で、視線で射止める」という別案が飛び出す。
恥ずかしそうなおじさんたちではあるものの、メンバーから出てくるアドバイスは一発目からさすがの的確さ。さらに次のステップでは、握手会・写真撮影の際に使えるテクニックを披露してくれるという。
■「Honey Devil No.1のあざと女子」藤原遼のワザを伝授
握手会というシチュエーションで手本を見せるのは、「Honey Devil No.1のあざと女子」と呼ばれる藤原。プライベートで会おうと駄々をこねる大ちゃんに、「アイドルの遼に会いに来てほしいな」と手を掴んだまま、目線を外さないまま語りかける。これには大ちゃんも、お手本が終わった直後に「マジ好き」と即落ちしていた。
そんな藤原がアドバイスしたのが「3秒キャッチ&ホールド」というテクニック。「握手をして相手が照れた瞬間に目を見つめたり胸にキュンとくる言葉を言う」というもので、これさえあればファンの心をしっかり捉えることができるという。
アドバイスを受けてシチュエーション練習に挑戦した鈴木は、教えをしっかり守って「目を見る」「折れない」を実践。亀尾からも「折れない姿勢」に太鼓判をもらい、見事クリアする。続く下石も負けそうになる気持ちをグッとこらえた点など、“強い気持ち”が評価されていた。
さらに写真撮影のコツを教えるのは亀尾。日浦をファン役に見立てたお手本で、「ファンと一緒にできるポーズを考えて提案」することをアドバイスする。これにはほかのメンバーからも、推しと接することに慣れていないファンの心理を思えば必要なスキルだと話す。
実践では「イーピンのポーズ」など麻雀ファンにはわかるポーズでファンと触れあう鈴木、ファンから「笑顔の大三元」と変顔を無茶振りされても頑張って応じる下石の姿が。亀尾は「自分のために考えてくれたんだ」とファンが喜んでくれるポーズを自分から提案した鈴木を評価し、井上は「変顔は契約外」と言っていた下石の努力に「成長に感動しました」と震えていた。
下石も最後には「39歳なんですけど、まだ20歳くらいの女性から学ぶことあるんだなぁ」とコメント。クールなイメージは維持しつつ、“ファンのためなら頑張る”ギャップの威力を学んだようだ。
■洗練されたアイドル力
今回の放送で鈴木、下石にアドバイスする立場だったHoney Devil。20代前半という若さながら感覚的、抽象的な言葉に頼らず、的確なアドバイスをおこなっていた姿が印象的だ。本人たちが積み上げてきた“かわいく見られる”のため、愛されるためにしてきた努力が見て取れる。
また下石に辛口の点数をつけてしまった(鈴木)南帆は、「鈴木ですよね」としっかり名前を憶えられて下石に目をつけられる事態に。もちろんプロレスではあるものの、こうした関係から今後も番組出演の機会が繋がるかもしれない。バラエティー力を磨くためにも、どんどん番組への露出を増やしていってほしいものだ。
「MリーグNo.1への道 BEAST ROAD」は放送日から一週間の間、TVerで無料見逃し配信を実施中。大きな舞台が控えるHoney Devilのアイドル力をチェックする良い機会かもしれない。

