
2025年4月より放送がスタートした、BSテレ東の開局25周年記念番組「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(毎週土曜夜10:00-10:30)通称“じばせん”。超倹約家のオードリー・春日俊彰が自腹の1000円を握り締め最高の一杯を楽しむドキュメンタリー番組だ。シーズン3の第8回目となる6月13日の放送では、墨田区・「東向島駅」周辺を散策する。雨の日のロケにも関わらず我が道を行く春日に、スタッフが怒ってしまう一幕も。
■じばせんロケでは珍しい本粋の雨降り
いつもと変わらず、東向島駅よりゆったりとした足取りでカメラに向かってくる春日。最近はタイトルコール付きの第一声が定番となっており、「うん、そうですね『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』のお時間でございますね」という挨拶でロケが開始した。
今回のロケ日はあいにくの雨模様で、珍しく傘を差すハメに。だが春日は天気を楽しんでいるようで、東向島の歌でも出してほしいと初っ端からノリノリだ。だがそんなノリもむなしく、あてもなく散策を始めた大通りには目ぼしい店が見つからない。
ようやく発見したのは、白提灯を掲げている「居酒屋 すぎちゃん」だ。「いけるんだぜぇ〜」とメニューを確認しながら詳しく聞いてみると、“ハーフ”の注文が可能と判明。例のごとく保留にして、続く「焼鳥 鳥増」へも一旦顔出し。呼び出しベルがインターフォンという“最高潮”な空間でシミュレーションしつつ、こちらも保留する。
さらに歩みを進めた春日は、機関車を発見。雨の雰囲気も手伝ってか、シブ知(渋くて知的)な雰囲気の電車に興奮を隠せないようすだ。しっかりと目に焼き付け、駅前に戻ってじばせん探しを再開した。
戻ってからは「酒場 はりや」や「串焼き たたらやま」などのメニューを確認。さらにビル中にあるこじよしぽい店「東向島酒場 縁」では、じばせん店の情報を仕入れることに成功する。
しかしその店は“最寄駅が東向島駅と言えるか怪しい”ため、スタッフから「行くの?」と質問が。だが春日は“聞いちゃったから”と、制止も聞かず突き進んでいく。
■夜9時半に目的の店へ到着する春日
鐘ヶ淵通りにあるじばせん店候補を目指す春日一行。危惧しているのは、最寄り駅が東向島ではなくなる点だ。「これは駅が変わるんじゃないの」とスタッフが忠言するも、ズンズン進む春日。なんとか教えてもらった目的地「居酒屋 酔恋花」へたどり着く。
さっそく顔出しをした春日は、「最寄駅聞いた?」というスタッフの質問をあえてスルーしてメニューを確認する。噂通り“安”な値段に笑みを見せる春日だが、ここで満を持して最寄駅ジャッジングとなった。
答えは当然、徒歩数十秒の距離にある「鐘ヶ淵駅」。「クゥーーッ!残念!」「参ったなぁ」とこぼす春日に、「全員に謝ったほうがいいと思うんですよ。さすがに」と厳しくツッコむスタッフ。「酔恋花」は全員が候補から外れることがわかっていて、おそらく春日も感じていたはず。だが「一縷の望み」にかけて歩いてきたという春日は、“少しでもお得にせんべろを楽しむ”という信念にかけて最後まで謝らない。
とはいえ「酔恋花」の安さにはスタッフも驚いており、「安かったなぁ…」とポツリ。だが「いや雨の日にさ、せっかく1時間早く始めたのにさあ…」と思わず愚痴が出てしまうスタッフに、春日は逆に胸を張って「せっかくじゃないんだよ、これ」「ワン時間遅かったと思ってみ。ゾッとするでしょ」と返す。今回の苦戦ぶりを受けてのひと言ではあるが、あまりの堂々とした物言いにスタッフ一同も思わず笑ってしまう。
さらにタカラ焼酎ハイボール発祥の店という「大衆酒場 亀屋」へも顔出し確認したところで、今日の店を決めるジャッジングタイムへ。今日の春日が向かった先は「居酒屋 すぎちゃん」だ。
チューハイとお通し、さらに豚平焼きのハーフを頼んだ春日。店を選んだ理由は「最初から一目会ったその日から結構惹かれてた」と語る。ハーフにしてくれる店はあるけど、料金も半分というところはなかなかない。客のわがままを聞いてくれる良心的な店という店に惹かれたと春日。「うまい!」を連呼し、大満足のまま店を後にした。
■お馴染みエンディングでは隣駅のあの店へ
今回のお会計は、お通し(チキンフライのタルタルソースがけ)330円、チューハイ352円、豚平焼き(ハーフ)292円で合計974円。しかし端数切り捨てのサービスで970円となり、30円残しとなる。
酒も食事も十分に堪能したが、何よりも優しさや人情に「満たされた」と満足げな表情を見せた春日。今回のやり残しは“隣の駅で深夜遅くまでやってる店をたまたま発見した”らしく、その店に向かうため夜の街に消えていった。
次回6月20日(土)夜10時の放送では、小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」周辺へ。なんと懐かしい超人気アニメのレジェンド声優に遭遇し、春日も大興奮を隠せない。

