バイト先で出会ったヤマトさんと「交際0日婚」をしたレイナさん。結婚後も同じ職場で働きながら、会社の寮で暮らしていました。
その後、長男のリウくんを出産。マイホームを購入するために産後2カ月で職場復帰を果たします。夫婦で勤務時間をずらしながら交代でリウくんのお世話をしていました。
職場では「良いパパ」と評判のヤマトさんですが、育児はしてくれるものの家の中はぐちゃぐちゃ……。「自分のおかげで妻がラクできている」と思い込んでいるヤマトさんの態度に、レイナさんはモヤモヤを募らせていきます。
妊娠・出産を経て、自分の中の「女」がすべて「母」になっていく感覚に戸惑っていたレイナさん。夫を「男」として見られなくなり、さらに「女」として触れられることに拒絶反応が出てしまうようになりました。
それでも、落ち着いたら元に戻るはず……と考えていたのですが——。
言わなきゃよかった本音



















産後の心身の変化から、ヤマトさんと2人きりの時間を負担に感じていたレイナさん。意を決して「今は女として見られるのがつらい、母親になってしまった」と本音をヤマトさんに打ち明けます。
しかし、妻を愛し、スキンシップを望むヤマトさんはショックを受け、拒絶されたと誤解。感情が溢れて涙するレイナさんに対し、ヤマトさんは「だる……」と言い残し、席を立つのでした。
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産後はホルモンバランスの急激な変化や寝不足、慣れない育児へのプレッシャーなど、女性の心と体には想像以上の変化が起こります。
「母」になった妻と、これまで通り「女」として愛したい夫……。産後の激しい変化による夫婦間の温度差やスキンシップをめぐるデリケートな問題は、多くの夫婦が直面する大きな壁でしょう。
だからこそ、お互いの想いがすれ違ってしまわないために、伝え方に少しだけ工夫が必要かもしれません。自分の状況を伝える際は、「嫌いになったわけではなく、今は寝不足で体がヘトヘトだから少し体力の回復を待ってほしい」というように、今の自分を客観的にシェアする工夫が必要です。
産後のすれ違いは、決してどちらかが悪いのではなく、新しい家族の形へアップデートするための大切な準備期間でもあります。焦らずに、少しずつ歩み寄っていけると良いですね。
Reinaさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
著者:マンガ家・イラストレーター Reina

