幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、次男の修二さんと妻の恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。修二さん夫婦はエリート主義で、特に恵理子さんは田舎に住む義家族を見下すような発言が多く、幸子さんは次男夫婦が近くに住むことに不安を感じます。そんなある日、恵理子さんから「お腹が張っている」と連絡を受けた幸子さん。緊急事態かと思い急いでマンションに向かうも、まさかの食料品と日用品の買い出しを頼まれました。妊娠中の恵理子さんの頼みを断れるはずもなく、幸子さんは自転車で何時間もかけて頼まれたものを買い揃えます。やっとの思いでマンションに戻った幸子さんでしたが、恵理子さんから渡されたお礼はたったの千円。その日は疲れ切って、家事もままなりませんでした。その姿を見た三雄さんが修二さんに釘を刺してくれたおかげで、恵理子さんから幸子さんへ連絡がくることはなくなりましたが、それから数週間後、今度はまゆみさんがこき使われるように。もう黙って見過ごせないと修二さんを実家に呼んで話をすることにした、と幸子さんがまゆみさんに伝えると、ホッとした様子のまゆみさん。でも恵理子さんに不妊の話を持ち出されたことは言わず、幸子さんは胸が痛みました。
どう捻じ曲がったらいじめてることになるの?

私をこき使うだけでなく、知らない所でまゆみちゃんまでこき使っていると誠一に聞き、もう見過ごせないと修二を実家に呼び話をすることに。まゆみちゃんにお詫びしてそのことを伝えると、ホッとした様子だったけれど、恵理子さんに不妊の話を持ち出されたことは一切言わない姿に胸が痛みました。
そして週末、実家にやって来た修二の呆れたようにため息をつく姿を見て、「私やまゆみちゃんに対する申し訳ない気持ちなんて、微塵も無さそうね・・」と心の中で呟く私。「座りなさい」夫にそう言われ修二が席に着くと、

「何、わざわざ呼びつけて」とまだ何も話していないのに高圧的な態度の修二。「理由はわかっているだろう?」夫にそう言われると「知らねぇよ。恵理子をいびってることぐらいしか」修二の言葉に「は?」と耳を疑いました。

「母さんがそんな人間だとは思わなかったよ。まゆみさんも相当だけど。2人とも恵理子に恨みでもあんの?嫉妬??」とまくし立てる修二の話を聞いて、「誠一の希望通り、まゆみちゃんに席を外してもらっておいて正解だったかもしれないわね」と思わずため息がもれました。

「ハァー・・私たちは恵理子さんに嫉妬も恨みもないわよ。何の話をしてるの」ため息をつきながら私がそう言うと、「じゃあ、なんで恵理子をいじめるんだ。これじゃあ何のためにこっちに引っ越してきたのかわからない」と怒りをあらわにする修二。

すると、「お前の嫁が、まゆみをこき使ってるくせに、どうしてこっちがいじめてるなんて話になるんだよ?」さすがに黙っていられないと誠一が反論すると、「フンッ、こき使ってるって・・ちょっと家事を頼んだだけだろ。大したことないのに偉そうに」修二がバカにしたように言い返しました。
幸子さんやまゆみさんが恵理子さんの無茶な要望に応えていたことを、どうねじ曲がって伝わったら修二さんの認識になるのか・・修二さんも少し考えたらわかりそうなものなのに、とモヤモヤが止まりません!
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

