キョウコさんは、仕事・家事・育児をこなす兼業主婦。夫のトモヤさんと、保育園に通う息子のヒロトくんの3人で暮らしています。
トモヤさんは当日の朝に飲み会があることを告げたり、近所の人に頼まれたゴミ当番をキョウコさんに丸投げする、いわゆる【断れない男】。勝手に引き受けてはキョウコさんに押し付けるので、困り果てていました。
この日もトモヤさんは隣人のゴミ当番を安請け合いし、キョウコさんに丸投げ。「ゴミステーションの準備は22時以降にしてだって」という図々しい指示まで……頭にきた
キョウコさんは、夫婦で話し合おうと腹をくくり、トモヤさんが飲み会から帰宅するまであえてゴミ当番をしませんでした。
夜遅く、酔って帰宅したトモヤさんに、自分が引き受けた仕事は自分でやるよう伝えると、トモヤさんはしぶしぶ了承したものの、「ケチ」と吐き捨てます。
夫は重い腰を上げたものの…















「イライラして心狭いよなぁ~」
「お願いしたのに……夫婦なんだから、どっちがやってもいいじゃん」
ゴミ捨て場へ行ったトモヤさんは、ゴミ当番くらいやってくれればいいのにと、キョウコさんへの不満が止まりません。
するとそこへ、見知らぬ女性が現れました。
町会長・西園寺さんの娘のアミさんで、最近地元に戻ってきたといいます。
「嫌な仕事も笑顔で引き受ける好青年だって聞いてますよ♡」
アミさんに言われると、トモヤさんは「妻には怒られてばっかりで」とまんざらでもない様子。
挨拶を交わして別れたあと、アミさんは不敵な笑みを浮かべるのでした。
▼外ではいい顔をし、好青年だと評判のトモヤさん。自分で引き受けたことを妻に押し付けたうえ、「やってくれない」と不満を募らせるその姿からは、キョウコさんの負担や気持ちへの配慮が欠けているようにも見えてしまいます。
相手の厚意や我慢を当たり前と考えてしまうと、夫婦関係のバランスは少しずつ崩れていくものです。お互いを尊重しながら支え合うためには、自分の責任は自分で果たすこと、そして相手への感謝や思いやりを忘れないことが大切です。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ

