学生時代から美貌とグラマラスな見た目で勘違いされることが多く、同性からは嫌われ、異性からは下心ばかりを向けられてきた京子さん。男運にも恵まれず、まともな恋愛をできた試しがないまま社会人になり、半ば恋愛を諦めて仕事に打ち込んでいた京子さんですが、会社の後輩船橋くんからの猛アタックによりお付き合いをスタート。しかし、幸せな日々は長くは続かず、船橋くんは新入社員の真白さんの誘いにまんまと引っかかり浮気。真白さんの匂わせで船橋くんが二股交際していることを知った京子さんですが、これまでの経験からショックよりも呆れる気持ちの方が大きく、2人の浮気を傍観し仕事に打ち込みます。浮気がバレているとは知らず真白さんと浮気をしながら仕事では京子さんに頼りっぱなしの船橋くんと、匂わせをどんどん加速させ京子さんにマウントを取って優越感に浸る真白さん。そろそろ今の状況を終わらせることに決めた京子さんは、浮気の証拠を突きつけきっぱり別れを告げました。京子さんに振られた船橋くんは、自分のことは棚に上げ、京子さんに交際をばらした真白さんを責めました。オフィスに戻ると、次長から京子さんの企画が社内公募で選ばれたことがみんなに告げられ、新チームのメンバーが発表されました。自他ともに期待のホープだと思っていたのにメンバーに選ばれなかった船橋くんは納得できず次長に詰め寄りました。最初は「人をまとめる力がもう少しついてから」と曖昧に答えていた次長ですが、食い下がる船橋くんに「きみが教育を担当している真白さんのことで他部署から苦情が来ている」とため息まじりに伝えました。
仕事で評価されていたのは彼女のおかげだった

社内公募で私の企画が通り、私はプロジェクトの統括を任されました。プロジェクトのメンバーを次長が次々と発表していきますが、そこに和樹の名前はありません。周りからも期待のホープと言われ、自分でもそう思っていたに違いない和樹。納得できない和樹は選ばれなかった理由を次長に聞きに行き、和樹が教育係をしている真白さんのことで他部署から苦情が来ていると次長に聞かされます。
困惑の表情を浮かべる和樹に、次長は「彼女、自分の仕事を他人に任せているんだよ。知らなかった?」と真白さんの問題行動を伝えました。和樹は全く気付いていなかったようで驚いて言葉を失っていました。次長はさらに「それに、最近の船橋君の資料もクオリティが下がってる」と指摘。

次長の言葉に「そ・・それは・・」と何も言えなくなる和樹。次長は和樹を真っ直ぐ見て「山田さんが手伝ってくれなくなったからだろ?」と静かに言いました。これまで和樹が評価されていた仕事は私が手伝っていたことを次長は知っていたのです。

「船橋君は今は与えられた仕事を頑張ってほしい。期待してるから」と次長に言われた和樹は青い顔で「わ・・かりました」と消え入るような声で答えました。評価されていた資料作成も私のサポートがなくなって評価が下がり、教育していた真白さんが他人に仕事を任せていたことで責任者としての評価も下がった和樹。まぁ、自業自得ですよね。

その後、トイレで「船橋さん選ばれなかったね」と話す声が聞こえました。すると、「ホープって言われてたのにね~。本当は仕事できないじゃん。ダサ!」と和樹をけなす真白さんの声。「あれ?真白、船橋さんと付き合ってるんじゃないの?」と聞かれると、

真白さんは「え~そうだっけ~?他の人と勘違いしてない~?私、船橋さんとかむり~」と興味なさそうに言っていました。どうやら真白さんはホープとして期待されている和樹が好きだっただけで、それがなくなった和樹には興味がなくなったようです。あらあら和樹。もう飽きられたのかしら。私は真白さんの切り替えの早さに呆れつつ、和樹にほんのちょっぴり同情しました。
京子さんのサポートがなくなった途端に仕事の評価が下がってしまった和樹さん。これまでの評価は京子さんのおかげだったのに、それを自分の能力だと勘違いしていたのですね。そして、評価が下がった和樹さんにすっかり興味をなくした真白さんは、和樹さん自身が好きなわけではなかったのですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

