6歳になり、小学校に入学した娘。当初は毎日頑張って登校していましたが、6月ごろから行きたくないと毎朝ぐずるようになりました。ある日、親戚の集まりがあった際、義姉に娘のことを相談すると、話を聞いていた義母が娘を責めるような言い方をし始め……?
強い口調の義母に息子がズバリ!
学校に行くたくないと言う娘の話を聞いてみると、授業中にトイレに行きたくなるのが怖いと話してくれました。新生活の緊張だけでなく、引っ込み思案な性格の娘は先生に声をかけることがしんどいと感じるようです。担任の先生にはすでに相談しており、「事情が事情ですし、授業中に抜けることはあまり気負わなくて大丈夫ですよ」と温かい言葉をいただいていたものの、娘自身の不安はなかなか拭えずにいました。
ある週末、親戚の集まりがあり、夫と小学4年生の息子と娘と一緒に義実家へ行きました。義実家には、義母と同居している義姉の家族も集まっていました。義姉には中学生になる子どもがおり、これまでも子育ての節目で頼りになるアドバイスをくれていたため、私は今回も義姉に、娘の今の状況を相談してみることにしたのです。
義姉は私の話を「新生活が始まって、いろいろ緊張しちゃう時期だよね」と親身に受け止めてくれていました。しかし、横で話を聞いていた義母が明らかにイライラした様子で反応しました。「トイレは休憩時間のときに行かないとダメよ! 授業についていけなくなるわよ!」と大きな声で言います。娘に聞こえるのではと焦り「娘は休憩時間のたびにトイレに行ってます。否定的な意見は本人を追い詰めてしまうので言わないでもらえますか」とお願いしました。義姉も「そうだよお母さん、今は昔と違って無理に我慢させる時代じゃないんだから」と、その場で義母をなだめようとしてくれます。
ここで話は終わったと思っていましたが、義母は納得しなかったよう。遊んでいる娘に近づき「○○ちゃん! トイレは休憩時間に行きなさい! 先生を困らせちゃダメよ」と責めるように言いました。突然の義母の言葉に娘は驚き、うつむいてしまいます。私は急いで「お義母さん、やめてください」と間に入っても「○○ちゃんは気にしすぎよ」「みんなだってつらいことを頑張ってるんだから、ぐずぐず言わないの!」と強い口調で続ける義母。
とにかく義母を阻止しようと思ったそのとき、息子が「おばあちゃん! その言い方はチクチク言葉だよ、やめて!」と言ってくれたのです! さらに娘の顔をのぞきこみながら「ぼくもよく授業中にトイレに行くよ。○○ちゃんはいっぱい頑張ってるから大丈夫だよ。先生も味方だからね」と励ましてくれました。義母は孫に注意をされ、驚いて黙り込みます。
さらに、この光景に気づいた夫が「母さんの責めるような言い方は変わらないね」と義母に話し始めます。義姉も「そうだよお母さん。私も当時、お母さんに厳しく言われてしんどかった。もうやめな」としっかり加勢してくれました。義母は夫に、「あなたは学校が好きだったでしょ? クラス委員長もしていたし楽しそうだったわよね」と問うと「何回も母さんにつらいって言ったけど、弱音を吐くなって言われてプレッシャーがすごかったよ。だから俺たちは子どもの気持ちを大切に育てようって話してる。姉ちゃんは寄り添ってくれるから相談したけど、否定ばっかりの母さんには相談したくないんだよ」と夫が伝え、そのまま私たちを促して帰宅しました。
翌日、義母から「𠮟咤激励のつもりが追い詰めるような言い方をしてしまってごめんなさい」と謝罪の電話が。娘は夫と息子からの言葉に気持ちが軽くなったようで、笑顔で登校するようになりました。私自身、子どもたちが心配のあまり言い過ぎてしまうことがあるので、まずは子どもの気持ちを受けとめるようにしたいと思った出来事です。
著者:安藤由美香/30代・ライター。おおらかな10歳の息子と完璧主義の6歳の娘の母。アクティブな夫と黒柴わんこと共に、にぎやかな日々を過ごしている。
作画:ryo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

