そのタフさから“最強の雑草”とも呼ばれるチガヤの対処法が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で2万8000回を超えています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「自然栽培果樹園ライフ」の岡戸さん。農薬や除草剤を使わずに果樹を栽培するためのコツについて発信しています。
チガヤは、花こそ綿毛のようでかわいらしいものの、再生力が高く非常に“しぶとい”ことで知られる植物。他の植物が生えにくくなる物質を放出しながら、種だけではなく土中に張り巡らせた地下茎も使ってどんどん繁殖していくといいます。そこで今回は、「おもしろいぐらいチガヤが抜ける」「この方法でやれば確実」として、チガヤの駆除方法を紹介してくれます。
チガヤの対策で重要なのは、「地上部を刈り取って光合成をさせない」こと。残った地下茎から新しい芽をすぐ出せるチガヤも、養分を作れずにいるとやがて株全体が弱ってしまいます。
チガヤ対策におけるもう1つのポイントは「雨が降った翌日に引き抜く」こと。土が柔らかくなっているため乾燥時よりもチガヤの地下茎は引き抜きやすくなっており、刃物で刈るよりも楽に駆除できるそうです。
動画後半では、果樹園の一角で雨後のチガヤ抜きを実践。株元をつかんでゆっくり引っ張ると、地下茎までスルリと抜けました。地面を覆っていたチガヤが、どんどんカメラの前から姿を消していきます。
暑い日は涼しい時間帯に5~10分だけ作業するというスタンスでもOK。頑張り過ぎることなく、継続することが大切だとしています。なお、冬の間は地下茎が眠っているため、可能なら掘り上げるのが効果的。岡戸さんが掘り上げた場所には、ほとんどチガヤが生えていません。
それでも、別の場所から飛んできた種が発芽したり、取り残した地下茎が再生したりして、新しいチガヤが生えてくることもあります。しかし、そういった株は全体的に小さく細いため対処は楽とのこと。掘り上げた場所に点在しているチガヤもヒモのように細く、簡単に抜けてしまいました。
岡戸さんは、X(Twitter/@organicfarm7716)とInstagram(@nanairo.koubou)も運営中。YouTubeチャンネルではミカンの芽かきの方法や、カキの剪定(せんてい)方法など果樹栽培に関する動画を多数公開しています。
画像提供:自然栽培果樹園ライフ(@nanairokoubou)さん

