以前、私の職場に、昔ながらの考え方を持つ年上の男性上司がいました。口ぐせのように「女の子は笑っているだけでいいんだよ」と言う人で、最初は冗談なのだろうと思い、私は笑って受け流していました。
悔しさが募った上司のひと言
しかし、ある会議で私の提案が採用されたときのことです。
彼は「若い女の子が頑張ると華があるね」と言いました。
悪気はなかったのかもしれません。けれど私は、まるで努力が“見た目のおまけ”のように扱われたように感じて、モヤッとしてしまいました。
しばらくの間、私はその言葉を思い出すたびにモヤモヤしていました。ただ、黙って落ち込んでいるだけでは何も変わらないと思い、まずは目の前の仕事で結果を出そうと決めたのです。
その後も提案や資料作成に力を入れ、少しずつ周囲から任せてもらえる仕事も増えていきました。
本人に気持ちを打ち明けると…
そんなある日、ランチの席で、私は思いきって彼に「正直、あのときの言葉が少しショックでした」と伝えました。すると彼は驚いたように目を丸くし、「悪気はなかったんだけど、今の時代はそういう言い方をしないほうがいいんだな」と言って、申し訳なさそうな表情を浮かべました。
それから彼は、会議でも若手の意見に以前より耳を傾けるようになりました。私に対しても、「今の提案よかったね」と声をかけてくれるようになったのです。
今回の出来事を通して、価値観が違う相手に対しても、言葉にして伝えることで変わることがあるのだとわかりました。もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。それでも、価値観のズレがあるからといって、必ずしも相手を敵だと思う必要はなく、価値観が違うからこそ、お互いに学び合うきっかけになることもあるのだと感じました。
著者:田村みやこ/20代女性・現在妊娠中で専業主婦をしている。趣味は料理と食べること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※AI生成画像を使用しています。
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