
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は山深い森に建てた小屋に住みながら漫画を描く友達さんに注目し、X(旧Twitter)に投稿された『山深い森に客人が泊まりにきた話』をご紹介しよう。
同作は山に住む友達さんの自宅に、エッセイ漫画『ヤベー高齢者ばかり担当しているケアマネの日常 記憶に残らない個人の記憶をたどる』の作者・ケンさんを招いた際の様子を描いた一作。以前友達さんのXにポストされると、約5000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の友達さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■山の生活を堪能する姿に好評の声

ある日、合流した友達さんとケンさんは温泉に入り、お互いが自身の人生について語り合う。その後、風呂上がりに2人でラムネを堪能し、車で友達さんの家に向かう際、暴風雨が直撃。そして、車から家までの移動でずぶ濡れになるも、その状況が面白くなった友達さんが笑い始め…。読者からは「めちゃくちゃ楽しそうで羨ましい」「ほっこりした」などの声が上がっていた。
■作者・友達さんとケンさんが知り合ったきっかけは“いちごジャム”?

――『山深い森に客人が泊まりにきた話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ケンさんは非常勤のケアマネをしながら株を運用し、漫画家もしながら日本中を旅して友人を訪ねているという変わった人で、前々からときどき、私の住んでいる山深い森に遊びにきたいとおっしゃっていたので、なんとなく気が向いて招待することにしました。
お互いXで漫画を投稿しているエッセイ漫画家なので、もし訪ねてきたら必ず漫画に描いて公開しますね、と先だってお伝えしていました。
ケンさんがリポストして下さり、ケンさんの読者さんたちにも読んでいただけてよかったです。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
美化したり、逆に読んでいて悪い気分になるような描き方もしたくなかったので、自分自身(友達)やケンさんの描写のバランスにはいつもより慎重な気持ちで描きました。
ケンさんを知らない人も、私を知らない人も読むだろう漫画だったので、読んでいて客観的に関係性がわかりやすく描く必要もあったのですが、そこは初対面ということもあって、逆に描きやすかったです。
人里離れた山奥に初対面の男性を招いて親密に過ごす、ということの危うさや緊張感みたいなものもちゃんと空気の中に描きたいなと思いましたが、描きすぎても読み味が難しくなりそうで、やっぱりバランス感覚に悩みました。
ケンさんの滞在中から深夜や早朝に少しずつ下書きを描いて、漫画の中でケンさんを見送った最後のページのあと、家に帰ってその日のうちに最後まで描きました。(ゲームを開発していて時間がなかったので)
短くまとまってよかったです…。
――『ヤベー高齢者ばかり担当しているケアマネの日常 記憶に残らない個人の記憶をたどる』の作者であるケンさんと知り合った経緯もぜひお聞かせください。
ケンさんの漫画が好きでよくXで読んでいたのですが、日常のポストでたまたま同じいちごジャムが好みであることがわかり、ときどき話すようになりました。
ケンさんから書籍の献本を送りますと申し出をいただいたとき、たまたま住んでいる地域がケンさんにとって思い入れのある地域で、そこからすこしずつお互いの話をする機会が増えました。
でもやっぱり、会って何日も一緒に過ごしたりすると、その人のことがよくわかるなと思います。
――読者へメッセージをお願いします。
おだやかなピアノを聴きながら大きな絵を眺めるゲームを作っています!WindowsやMacでも、iphoneやAndroidでも遊べる予定なので、ぜひ見てみてね!!

