
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第61回が6月22日に放送された。看護婦として働き始めたりん(見上)たちが、看護婦取締として新たな一歩を踏み出す展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■看護婦としての新たなスタートと、院長たちからの無茶ぶり
いよいよ看護婦として働き始めたりんと直美(上坂)、多江(生田絵梨花)、トメ(原嶋凛)の4人は、新しい真っ白な制服に身を包む。そんな彼女たちは、院長・多田(筒井道隆)と副院長・渡辺(森田甘路)に呼び出された。
そこで4人は看護婦取締として勤務することが告げられ、内科は直美、外科はりん、婦人科は多江、伝染病科はトメがそれぞれ担当。さらに帝都医大病院看護科の講義や生徒の育成も行うよう指示される。りんたちが講義と実習で2年間かけて学んできたのに対し、院長たちが提示したのは「来年の卒業までの1年で一人前の看護婦にさせろ」という無茶な条件だった。「試験に合格した優秀な生徒ですから大丈夫でしょう」と傲慢な態度を取る渡辺に対し、院長は「よろしくお願いします」としっかりと頭を下げるのだった。
■初対面から反発する看護科の生徒たち…直美が流ちょうな英語で対抗
早速、帝都医大病院看護科の生徒たちの前に立った4人。しかし、本場の専門家から指導を受けられると思っていた生徒たちの視線は冷ややかだった。なかでもヒデ(池田朱那)は、「私たちは西洋の最も進んだ看護を学べると聞き英語を猛勉強してきました。先生方は日本人でお若いですよね。どういう講義が行われるのですか?」「講義は日本語と英語どちらなのか」と容赦なく詰め寄る。
戸惑いながらも優しく受け止めようとするりん。一方で直美は、「自分たちはナイチンゲール式の看護を学んだ看護婦だ」「教本が英語の場合英語が必要になる」と、流ちょうな英語でその場を毅然と制するのだった。
生徒たちの厳しい視線から逃れるように詰所へ向かった4人は、日々の看護をこなしながら看護科の教師も兼任するという重労働にうんざりしてしまう。しかし、ここで直美が「考えようによっちゃ取締って、あれもこれも全部私たちの好きなようにできるってことじゃない?どうせならこの立場うまく使ってやろうじゃない」と思いつく。
さっそく新たな規則の草案を作成した4人。直美は内科医の木村(前野朋哉)に対し、「私たち看護婦はお医者様の指図に従いますが、部下ではありませんのでよろしくお願いします」と強気な姿勢を崩さない。その後、看護科の生徒たちは手術の見学に入るものの、過酷な現場に耐えかねてバタバタと倒れてしまう。

■「看護婦の勉強をさせてください!」看病婦・ツヤの内に秘めた熱い想い
こうして看護科の生徒たちへの講義が始まった。「What is nursing?(看護とは何か)」を自ら問い続けるという、大切な教えを伝えるりんと直美。
そんなある日、婦人科から外科に異動してきた看病婦のツヤ(東野絢香)が教室の前にやってくる。気になったりんが声をかけると、ツヤは「私に看護婦の勉強をさせてください!」と深く頭を下げた。
子どもができず離縁され、お金欲しさに看病婦になったというツヤ。しかし、喜代(菊池亜希子)が患者の子どもを抱いている姿を見て、強く憧れたのだという。看護に対して真摯に向き合う看護婦たちの情熱に触れるうち、ツヤの心の中にも「自分も看護婦になりたい」という夢が芽生えていたのだ。りんは、その切実な思いをしっかりと受け止める。

■「直美ちゃんかっこよかった!」強気な生徒を制した直美の流ちょうな英語に絶賛の声
通常の看護業務をこなしながら、看護科の生徒たちも指導するという病院側からの無茶ぶりが描かれた今回。SNSには「2年かけた看護の勉強を1年でとはハードすぎる!」「何もかも病院が勝手に決めるなぁ…」「体調崩してしまわないといいけれど…」と、りんたちの身を案じる心配の声が相次いだ。
また、ヒデをはじめとする個性豊かな看護科生徒たちの登場には、「気が強くてやる気がみなぎっている生徒たちが、これからどう変化していくのか楽しみ」「ヒデさん、尖っていていい感じ!」「英語で言い返す直美ちゃんかっこよかった!」など、今後の展開への期待や称賛の声が多く寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


