ジグをシャクっているといきなりズドン!イナダってこんなに引いたっけ?
とりあえずカメラは近田にまかせてオレは55gのジグをシャクってみる。
しばらくすると右舷トモで船中1本目のイナダが取り込まれ、近田が仕事をしている。
エライぞ!イナダなら群れでいるだろうと思いていねいにジグをシャクっているとズドン!という強烈なアタリ。
しっかりと合わせて寄せに入るとロッドがバット部分からひん曲がりドラグがジーィィッ!と鳴った。
アレ、イナダってこんなに引いたっけ?と思いながらも走らせてエサ釣りの人とオマツリしてはいけないとドラグを締めて応戦する。
とにかく引きが強く横方向にも走る。
イナダじゃないと確信しドキドキしながら魚をいなす。
ややあって姿を見せたのはいい型のカツオでオレはもう大興奮。
船長がスパンとタモ取りしてくれたのは4kg級のカツオで本命じゃないけどうれしいのなんのって。
こんなこともあるんですなぁ。
その後は食わせサビキ仕掛けにもカツオが掛かり同サイズが取り込まれた。
一方、本命のイナダは食いは渋くポツリ、ポツリと上がる程度。
そんな中、数をのばしていたのが安藤信良さん。
ときにはダブルで釣り上げたりして腕の差を見せつける。
探るタナを少しずつ変えて上から下まで広く探り、食うタナを見つけるのがコツとのこと。
さすがですなぁ。

▲船中1本目のイナダを上げた安藤さん。その後もコンスタントに釣果を重ねて10本で竿頭
今月の近田隊員プレゼンツ一日体験入隊
平安丸で出会ったのが当宿に10年以上通っている横田豊さん。
Bグル隊の取材を体験していただき、隣で一緒に釣りも楽しみました。
「イナダが釣れればよかったのですが、お役に立てましたか?」と横田さん。
後半に良型のアジを釣り上げて誌面を飾っていただきありがとうございました。

▲ダブルヒットもあった

