
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『小銭』を紹介する。作者の若林アスカさんが、5月19日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.7万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『多分、僕は彼女に嫌われている』(集英社刊)の作者としても知られる、若林アスカさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■妹と百均のレジで会計中

『小銭』はWEBザテレビジョンで掲載中です
ある日、妹と一緒に百均へ行った作者の若林アスカさん。買い物が終わりレジで会計をする際に、妹の財布が見えた。
妹の財布は小銭だらけで、若林さんは思わず「財布の小銭パンパンやん」と言う。それに対し妹は「ちゃうねん」と返す。さらに妹が続けた言葉を聞いた若林さんは…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「妹の気持ちわかる」「財布ダイエットが必要」「妹は大物な予感」「いい姉妹」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・若林アスカさん「最高やんけそれ!おもろすぎやろ!と思って描きました!」

――『小銭』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
妹と百均に行ったんです。で、妹がセルフレジのお会計終わって財布をゴソゴソしてるのを覗き込んだら小銭だらけでびっくりして!「小銭なんでそんなあんねん!」とつっこんでしまいまして(笑)。それに対して妹が「ちゃうねん、うちお釣りの計算でけへんねん。友達にもそれめっちゃ言われんねん」と。いや最高やんけそれ!おもろすぎやろ!と思って描きました!
――本作のほかにも妹シリーズがいくつか投稿されていますが、妹ネタはほかにもストックがあるのでしょうか?また、ネタはメモを取られていますか?それとも記憶されているのでしょうか?
私は記憶力がカスなのでメモに都度記入しています!おもろ、と思った瞬間にセリフや出来事をその場でメモしてますね!妹のストックは一応あるんですけど会うたびに更新されていくのでまだ漫画にしてないやつもあります(笑)。
――毎週火曜&金曜の夜6時30分に、日記を投稿されていますが若林アスカさんのなかで特に気に入っているエピソードがあれば、理由と共にお教えください。
2025年12月17日投稿の「友人のこういう所が愛おしい」がお気に入りですね!
これは忘年会終了後のエピソードで、帰り際、酔っている友人Aが友人Bに「お前の嫌いな所いっぱいあんねん」と言ったものの嫌いな所が一つも出ず「帰る!あったかくして寝とけボケ!!」と言い残して帰るのがすっごく愛おしいしおもろいと思いまして(笑)。
その人ならではの人間性が出てて私はとてもお気に入りです!
――若林アスカさんの作品は、最後の1コマの表情とコメントがいい味を出していると感じます。作画やセリフでこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
ありがとうございます!!まず読みやすさは超重視しております!読者の目を疲れさせないようにセリフはスムーズに読める位置にしたり、セリフ文は3行までなど…。内容については大まかにはコアな共感を意識して描いてます(全てがそうではないです)!
これって私だけ?みたいなのって意外と仲間がいたりするので、そういう人達に向けた共感だったり、この漫画を見て読者にどういう感想を持ってほしいかを逆算して描いてます!
セリフは肯定ツッコミを意識してます(特にラスト)。貶すようなツッコミではなくその人を肯定するようなツッコミですね!シンプルに私自身が何に対してもおもろいと思ってしまう節があるので…(もはやボケかもしれません…)!
あとはキャラのテンションを上げすぎないように気を付けています!擬音を付けすぎない、セリフをキャラっぽくしすぎない、表情を大げさに表現しない、演技っぽくさせない。「キャラ」ではなく「人間」を描くことを意識しています!
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
やっぱりラブコメはやってみたいですね!何回か商業誌の方では描いてるのですが恋愛経験が少なすぎていつも苦戦してまして…(笑)。もどかしくてキュンキュンするラブコメが描きたいです!あとは会話劇はめっちゃやりたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
これから暑くなるのでちゃんと水分とってよく寝てください!!
『小銭』はWEBザテレビジョンで掲載中です

