
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家・いずいずさんが手がけた『料亭バイトは見た』だ。
同作は、着物が着たくて料亭でバイトを始めたいずいずさんの様子を描いたエッセイ漫画。以前マンガ家、小説家のためのエージェント会社・コルクの公式X(旧Twitter)に同作の第12話『居座り客VS仲居』が投稿されると、約5000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のいずいずさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■なかなか帰らないお客に実施した強硬策とは

ある日の料亭でのこと、宴が終わってもなかなか帰ってくれないお客に困っていたいずいずさん。2度も声をかけたものの効果がなく、いずいずさんはパッシング(机の片付け)の速さから“ブルドーザー中野”という異名を持つ中野さんに相談する。すると、中野さんは「エアコンの設定 5度下げてきな」と指示を出して…。読者からは「かしこすぎる(笑)」「目から鱗」などの声が上がっていた。
■料亭での経験によって「どんな怖そうな人でも初対面で物怖じしなくなった」

――『料亭バイトは見た』の第12話『居座り客VS仲居』を描くに至った経緯をお教えください。
尊敬する中野さんからの教えはいろいろあったのですが、その中でもインパクトのある出来事でした。「みんな聞いて!超おもしろくない?中野さんカッコよくない?」っていうテンションで描きました。
――『料亭バイトは見た』では料亭で働いている様子が描かれていますが、当時を振り返った際に料亭バイトで培った経験で今でも活きていることはありますか?
真っ先にコレというのは出てこないのですが、どんな怖そうな人でも初対面で物怖じしなくなった、でしょうか。お姐さん達の接客の貫禄を少しはインプットできた気がします。
――個人的に気になったのですが、作中に登場したブルドーザー中野さんとは今でも面識はあるのでしょうか?
辞めてだいぶ経つので交流はありません。
が、強く優しい人でした。生活の中で中野さんを思い出す場面は多々あります。漫画にはできないような強烈なパンチラインが飛び出る人でした(笑)。
面倒見も良くて、着物の着崩れを直してくれたり着物の小物をいただいたり、可愛がってもらいました。
――2026年の展望や目標をお教えください。
ネルで淹れる深煎りのコーヒーが好きで、ここ数年ハマっています。知見や気づき、コーヒーの愉しみをZINEにして、読者やネルドリップコーヒー好きの方とリアルで繋がれたら楽しいな、と構想しています。

