【なぜ】うなぎを生食しないの?「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」うなぎ職人の修行が厳しい納得の理由

【なぜ】うなぎを生食しないの?「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」うなぎ職人の修行が厳しい納得の理由

うなぎを生で食べないのはなぜ?

 2025年は夏の「土用の丑の日」が2回あったので、滋養強壮に良いとされるうなぎを2回食べたという人もいるでしょう。さて、そんなうなぎですが、蒲焼きなど火を入れた料理ばかりで、なぜ生食しないのか気になりませんか? そこで今回は、うなぎを生食しない理由について紹介していきます。

うなぎの血液には毒がある

 うなぎが生食で提供されない理由は、ズバリうなぎには「毒がある」から。うなぎに限らず、アナゴやハモなどウナギ目魚類には、血液中にタンパク質の「イクチオヘモトキシン」と呼ばれる毒が含まれています。

 魚類ではフグ毒が有名ですが、イクチオヘモトキシンはフグ毒のように即効性・致死性が高い毒ではありません。60℃・5分の加熱によって毒性は失われるので、通常の加熱処理で十分。ちなみに厚労省によれば、これまで国内でうなぎの毒によって食中毒が起きた正式記録はないそうです。

配信元: LASISA

提供元

プロフィール画像

LASISA

20代以上の“オトナ女子”に向けて、ビューティー・ファッション・恋愛・フード・ライフスタイルなど、ワタシをつくる、賢い選択につながるモノ・コトをお届けするWEBマガジンです。今一番旬なコスメはどれ? あのカフェの新作メニュー、もう食べた? 安くて使える生活雑貨が知りたい! パートナーとうまくいっていないとき、どうすればいい――? 女性の多くが抱くそんな興味や疑問、悩みに、分かりやすく丁寧に応える記事をお届けします。