【なぜ】うなぎを生食しないの?「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」うなぎ職人の修行が厳しい納得の理由

【なぜ】うなぎを生食しないの?「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」うなぎ職人の修行が厳しい納得の理由

うなぎの毒に触れるとどうなる?

 ただし、うなぎの新鮮な血液を大量に飲んだ場合、下痢や嘔吐、麻痺や呼吸困難が引き起こされ、最悪死に至ることもあります。その量は、体重60kgの人ならおよそ1000ml。また、うなぎの血液を飲まなくても、血が皮膚に触れたり目や口に入ったりすると、ヒリヒリするような灼熱感や粘膜の発赤の症状が出ることがあります。傷口に入った場合は炎症や化膿、浮腫が引き起こされることもあるので注意しましょう。

 さらに、うなぎは血液だけでなく、体の表面にあるヌルヌルした粘液にも毒を持ちます。うなぎのつかみ取りなどに参加してうなぎに直に触れた場合は、すぐにきれいな水で洗い流すことを忘れずに。

うなぎの刺身は食べられる?

 うなぎの生食が「絶対に無理」かというとそうではなく、完全に血抜きをおこなえば食べられます。実際に、職人の手によって血抜きをおこなった上で提供されるうなぎの刺身もあり、珍味に分類されているそう。

配信元: LASISA

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