認知症への理解と気付き
介護を経験する前、私の認知症に対するイメージは「物忘れがひどくなる病気」という程度のものでした。けれど、実際に義母の介護に向き合ってみて、それだけではない現実を知りました。
徘徊やトイレの失敗、感情の起伏の激しさ――想像もしなかった出来事が日常となり、認知症という病気の恐ろしさを痛感しました。
まとめ
今回、初めて認知症介護を体験し、学ぶことばかりの4年間でした。進行が早く、根本的な治療が難しい現実に何度も心が折れそうになりましたが、同時に「家族だけで抱え込まないことの大切さ」も実感しました。認知症は決して物忘れだけの病気ではなく、家族全員が向き合い、支え合う必要がある――そのことを強く心に刻む経験となりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:新 智博/40代男性・会社員
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
著者/シニアカレンダー編集部
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