サキは、夫・ユウタと0歳の娘・アイリと3人家族。現在育休中のサキは、何かと理由をつけてお金をむしり取る義母・アツコに頭を抱えていました。「田中家の格を下げないでちょうだい」と、義母の知人たちへの出産祝いのお返しとして30万円を要求されたサキ。この一件が落ち着かないまま、今度はアイリのお宮参りで……?
身の丈に合ったお祝いのはずが……
出産祝いのお返しをめぐり、義母の非常識な金銭感覚に振り回された私。これ以上、家計に負担をかけないよう、アイリのお宮参りは無理のない範囲で準備を進めていました。
でも、そんな私の思いは、またもや義母の勝手な行動によって踏みにじられることに……。










ある日、呉服店から「お晴れ着のお買い上げありがとうございます! 25万円となります〜!」と電話が入ります。
身に覚えのない高額請求に驚くサキさん。確認すると、義母が勝手に晴れ着を予約していたことがわかりました。
サキさんが「そんな豪華なものは必要ない」と伝えると、義母は「孫の晴れ姿にケチつけるの? 孫のためじゃない!!」と逆ギレ。さらには「そんなの母親失格よ」とまで言い放ちます。
そして迎えたお宮参り当日――。
「私も孫に合わせないといけないから新調したの♡」
義母は派手な着物に、新品のブランドバッグという装いで登場。
驚いたサキさんがバッグの支払いについて尋ねると、義母は「お父さんの退職金よ♡」と悪びれる様子もありません。
さらに義母は、自分の着物のレンタル代は、ユウタさんの家族カードで支払ったと告白し、「アイリちゃんの産着と合わせて、たったの25万よ♡」と……。
帰り道、サキさんはユウタさんに抗議しますが、返ってきたのは「まぁ、いいじゃん? 写真映えするし」という他人事のような言葉。
誰も家計の危機を真剣に考えてくれない現実に、サキさんはひとり、義実家関連の支出を記録し始めるのでした。
◇ ◇ ◇
子どもの節目となる行事は、家族にとって大切な思い出になるものです。しかし、「孫のため」という言葉を盾に、本人たちの意向や家計状況を無視した高額な出費を押しつけるのは、思いやりとは言えません。金銭感覚のズレや強引な要求は、家族間であっても大きなトラブルにつながりかねないでしょう。
お祝いごとは、見栄や体裁のためではなく、子どもと家族が穏やかに過ごせることが何より大切です。親族からの提案であっても、負担になる場合は、曖昧に受け入れず、事前に予算や支払いの範囲をはっきり確認しておきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター miyuka

