
■開館50周年を迎える“雲の上のキャンプ場”
南アルプスユネスコエコパーク内に位置する「甘利山(あまりやま)」。山梨百名山の一つにも数えられるこの山に立つ市営宿泊施設「甘利山グリーンロッジ」が、2026年シーズンの営業を4月下旬より開始した。
1976年に開館した同施設は、2026年で50周年。亜高山帯ならではの立地のため、早朝や夕方には幻想的な雲海が見られる日も多く、“雲の上のキャンプ場”のキャッチコピーで親しまれている。市内外からのリピーターも徐々に増えている、穴場のスポットだ。

また、2023年には大規模なリニューアルを実施。アウトドアスタイル洋室の新設や、オートキャンプ場の整備など、多様な滞在ニーズに応える施設へと進化した。そして、標高約1600メートル、駐車場から山頂まで徒歩約30分という抜群のロケーションも、魅力の一つだ。

■コット部屋やオートキャンプ場で気軽にアウトドア体験
2023年のリニューアルで誕生した「アウトドアスタイル洋室」には、モンベル製のコットと寝袋を完備。テントなしでもプチキャンプ気分を味わえる人気の部屋だ。畳の部屋に2段ベッドを備えたタイプもあり、グループや家族での利用にも対応する。


また、シャワー室や調理室を備えるのもうれしいポイント。調理器具もそろっているため、食材を持参するだけで手軽にキャンプ飯が楽しめる。最大35名までの貸し切り利用も可能で、部活動の合宿や、社員研修などの宿泊プログラムにも最適だ。


さらに、同年にはオートキャンプ場7区画とフリーサイトを新設。林間に陽の光が差し込む開放的なサイトで、清々しい高原キャンプを満喫できる。また、デイキャンプ向けのバーベキューエリアも備えている。

そのほか、ロッジ内の売店では、薪や炭、飲料に加え、韮崎産ワインも豊富にラインナップ。ヨガや天然酵母パン作り教室、登山講習、自然観察会、植生保全活動、音楽イベントなど、毎月さまざまな催しも企画されている。

■季節の花々と緑、富士山が織り成す天空の特等席へ
甘利山といえば、季節の草花と富士山が作り出す絶景!天候がよければ、山頂から南方には裾野まで広がる富士山を望むことができる。富士山展望地までは、甘利山駐車場から徒歩10分ほど。さらに、山頂までは約30分のハイキングで、天空の特等席ともいえる抜群のロケーションにいたる。

また、甘利山から2時間ほど足を延ばせば、もう一つの山梨百名山「千頭星山(せんとうぼしやま)」のトレッキングも楽しめる。登山愛好家の間では隠れた人気ルートとして知られる千頭星山。南アルプスユネスコエコパークの緩衝地域にも位置するこのエリア一帯は、自然のなかでさまざまな体験ができるフィールドとなっている。

日の出や街の夜景、星空と雲海、裾野まで広がる富士山など、時間帯ごとに異なるドラマチックな絶景が楽しめるのも、「甘利山グリーンロッジ」の特徴だ。
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