キョウコさんは、仕事・家事・育児をこなす兼業主婦。夫のトモヤさんと、保育園に通う息子のヒロトくんの3人で暮らしています。
トモヤさんは当日の朝に飲み会があることを告げたり、近所の人に頼まれたゴミ当番をキョウコさんに丸投げする、いわゆる【断れない男】。勝手に引き受けてはキョウコさんに押し付けるので、困り果てていました。
この日もトモヤさんは隣人のゴミ当番を安請け合いし、キョウコさんに丸投げ。
キョウコさんは、夫婦で話し合おうと腹をくくり、夜遅くに帰宅したトモヤさんに、自分が引き受けた仕事は自分でやるよう伝えます。
トモヤさんはキョウコさんに対し「ケチ」と吐き捨て、「心狭いよなぁ」「やってくれたらいいのに」と不満をこぼしながらゴミ捨て場で作業をしていました。
そこで、町会長・西園寺さんの娘のアミさんに出会い「好青年だと評判ですよ」と聞かされると、トモヤさんは「妻には怒られてばかり」と返します。
家に戻ったトモヤさんは、キョウコさんに「ありがとうは?」と感謝の言葉を要求。キョウコさんは「自分が引き受けたことは自分でやって。もう手伝わないから」と言い返します。
すると、断れない性格と知っていながら結婚したのに手伝わないなんて「結婚詐欺だ」と言い出して……。
一方的な夫の主張に妻は…











「もういい」
キョウコさんが呆れてそう言うと、「オレはオレって、わかってくれた!?」と満足し、寝室へ向かったトモヤさん。
夫はいつもこう……
“頼られるオレ”が好きで、
しわ寄せはいつも私……
トモヤさんが『頼られたい願望』を満たす陰で、そのツケをすべて払わされるキョウコさんは、その関係にうんざりしています。
翌朝、キョウコさんのテンションが低いままなのを察したトモヤさんは、「困ってる人を助けるのが、そんなに悪いことなのかよ!」とふてくされるのでした。
▼困っている人を助けることは、とても素晴らしいことです。しかし、その裏で誰かにしわ寄せがいっていることに気づかないままであれば、それはただの自己満足になってしまいます。「助けたい」気持ちの前に、自分ひとりで対応できるのか、誰かを頼るなら状況や負担は問題ないか、ひと呼吸おいて返事をしても遅くはないでしょう。
自分が助ける側、助けてもらう側のどちらの立場になったとしても、そういった冷静さを持っていたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ

