夫「あいつらは君の悪口を…」しかし友人の話を聞くと…→え?嘘でしょ!?どちらかが私を騙してる?

夫「あいつらは君の悪口を…」しかし友人の話を聞くと…→え?嘘でしょ!?どちらかが私を騙してる?

10代で両親を亡くした沙織の夢は、温かい家族を築くことでした。母子家庭で育った夫の守もまた、家庭に憧れを抱いており、本当に優しく穏やかな人でした。そんな彼と結婚すれば、理想の家庭を築けると信じていた沙織。しかし――彼女は、いつからか誰のことも信じられなくなっていったのです……!?


産休に入って間もなく、仕事をやめるように守に言われ、退職した沙織。守が、沙織の仲のいい同僚の2人が、陰では悪口を言っていて、悪巧みをしているようだと教えてくれたからです。


その後、沙織は無事に男の子・晴人を出産。守は、「おかずは3品+汁物」など、完璧な専業主婦になるためにリストアップした紙を沙織に手渡しました。さらに守は、自分好みの白い服を沙織にプレゼント。ただ、クローゼットにあった沙織の服をすべて処分していたのです。「理想の母親であるべきだ」と持論を展開する守に、沙織は不気味な違和感を覚えていくのでした。


ある日、沙織の様子を心配したお隣の大山さんに、きちんと食べているのかと聞かれました。「夫の希望で毎日おかず3品だから栄養たっぷりです」と答える沙織。専業主婦なのに完璧な家事育児ができないとこぼす沙織に、大山さんは顔を曇らせて言いました。


「暴力は手をあげるだけじゃない」「産後の妻に完璧を求めるのも、ちょっとしたDVになるんじゃないかな」


元夫のモラハラに悩んでいたと語る大山さんの言葉には、どこか重みがありました。思わず沙織はこれまでの守の言動を振り返ります。


「母親らしい服にしないとね」「必要なお金は渡すから安心して」「家のことは完璧にこなしてほしいんだ」


「もしかして……」と守を疑い、沙織はゾッとします。


後日、沙織がスーパーで買物をしていたときのことです。同僚の恵美に再会。自分の悪口を言っていた恵美に、疑心暗鬼になる沙織。すると、恵美が守から沙織に会うことを止められていたという事実を聞かされ、沙織は固まってしまいます。


沙織は、恵美の話を詳しく聞くことに……。

友人が語った夫の嘘

完璧な結婚/きりぷち


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恵美の口から語られたのは、信じがたい言葉でした。


「島本くんが言ったの。『実は沙織が妊娠うつで、しばらく連絡は控えてほしい』って……」


それだけではありませんでした。


「赤ちゃんが生まれても、会いに行くとかは言わず『おめでとう』くらいにしてあげてって……」


妊娠うつに身に覚えのない沙織は、友人たちを自分から遠ざけていたのは、他でもない、夫の守だったのかとひどく動揺します。そして沙織は震える唇で、ずっと胸にしまい込んでいたことを打ち明けました。


「……守から、聞いてたの。恵美たちが、陰で私の悪口を言ってるって」


今度は恵美が「はぁ!?」「そんなことあるわけない!」と憤ります。


実は産後も恵美は守に連絡をしていたと言うのです。しかし、返ってきた言葉は同じでした。


「産後うつに移行しちゃってさ……まだもう少し連絡は待ってあげて」


恵美の言葉が、ひとつ、またひとつと、沙織の中で恐ろしいパズルをくみ上げていきます。沙織の心臓はドクドクと鳴り響いていました。


――会社の人と会うのもつらいだろうから、俺が退職の手続きをしておいたよ。


あれは、優しさなんかじゃなかった……? 自分の嘘を完璧に隠し通すための、巧妙な罠だった……?


「……はっ!」


全身から血の気が引いていくなか、沙織の脳裏に、過去の、夫の不自然な行動がよぎるのでした。


◇ ◇ ◇


一番の味方だと思っていた夫が、実は友人たちとの関係を壊し、社会から孤立させていた張本人だとしたら……ゾッとしてしまいますよね。信じていた人の恐ろしい裏切りに気づいたとき、みなさんならどうしますか?

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著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち

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