やさしくて頼りになるユウタさんと交際1年で結婚した主人公・美穂さん。2人の子どもに恵まれ、念願のマイホームも購入して幸せな日々を送っていました。
しかし結婚から3年がたったころ、夫の住宅ローン滞納が発覚。さらに、複数の消費者金融から借金を重ねていたことまで判明し、穏やかな生活は一変してしまいます。
自分は好きなものを我慢し、必死に生活を切り詰めてきた日々は何だったのか……。しかし夫は「家族のため」と借金を正当化し、逆上して美穂さんの苦労を一蹴します。あのころのやさしかった彼はどこへ……。まるで別人のように冷たい態度に、「もうこの人とはやっていけない」と限界を悟った美穂さんは、たまらず実母に助けを求めるのでした。
感覚がおかしい!? 妻の置き手紙を見た夫は……






「しばらく夫と距離をとろう」朝、何も言わずに家を出て行った夫を見送り、美穂さんは実家へ帰ることを決意します。事情を深く詮索せず「ゆっくりしていきなさい」と受け入れてくれる実母の言葉に、どれほど救われたことでしょう。
一方、帰宅したユウタさんは、美穂さんが残した「しばらく実家に帰ります」という手紙を発見します。しかし「俺は悪くないのに」と不満げな様子。美穂さんが出て行った理由と向き合うこともなく、「俺の順調な生活が壊れる」「美穂から毎月ローン代をもらえないと困る」というお金と体裁の心配ばかり。手紙を丸めてゴミ箱に捨て、「仕方ないから週末迎えに行くか」と自分本位な結論を出すのでした。
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相手が離れようとしているときに真っ先に心配するのが、自分の生活やお金、世間体ばかりなら、知らないうちにパートナーを大切な存在ではなく、自分の生活を支えてくれる「都合の良い存在」として見ているのかもしれません。そのように相手を扱う限り、本当の信頼関係は築けません。お互いをひとりの人間として尊重し、相手の立場に寄り添うことを大切にしていきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
