お盆に夫の実家へ帰省したときのこと。夕食にはお鍋いっぱいのおでんが用意されていました。おいしそうだなと思い、ひと口食べたところ……。
“義実家の定番料理”に衝撃!そのワケは
なんと、とっても冷たい! おでんは鍋に入っていましたが、調理したあとで冷やしてあったようです。よく見ると具材はこんにゃくや大根が中心で、味付けもあっさりめ。義母は「夏はこれが定番なのよ」と笑っていましたが、「おでん=温かいもの」というイメージが強く、どうしても箸が進まず……。
義父は「昔からこの味わいが好きでね」とうれしそうに話しており、どうやら地域の風習ではなく、義実家独自の好みのようでした。そんな中、義姉がこっそり「このおでんね、私も苦手なのよ」と耳打ちしてくれて、少しホッとしたのを覚えています。
その後、義母に「冷たいおでんは初めてでした」と伝えると、「そうよね、慣れないと食べにくいわよね」と笑って受け止めてくれました。無理に合わせすぎず、自分の気持ちを穏やかに伝えることで、少し距離が縮まったように思います。今では「冷やしおでん=義実家の夏の風物詩」として、ちょっとした話のネタにしています。
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家庭ごとに受け継がれてきた“定番料理”や食の習慣はさまざま。料理を囲むことで関係が深まることもありますよね。まずはひと口味わって、食事の時間を楽しみたいですね。
著者:村田ちか/40代 女性・会社員。2児の母。趣味は読書とお菓子作り。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

