「ラーメン翌日」のむくみに!“あの食べ物”でリセットする『3つの方法』【医師監修】

「ラーメン翌日」のむくみに!“あの食べ物”でリセットする『3つの方法』【医師監修】

食後すぐのケアと同様に、翌日以降の取り組みも大切です。インスタントラーメンを食べた翌日は、カリウムを多く含む食材を意識して取り入れることで、塩分バランスの調整に役立てることができます。また、朝のむくみを和らげるためのセルフケアや、摂取頻度の見直しなど、日常の食習慣を少しずつ整える視点についてご紹介します。

本多 洋介

監修医師:
本多 洋介(Myクリニック本多内科医院)

群馬大学医学部卒業。その後、伊勢崎市民病院、群馬県立心臓血管センター、済生会横浜市東部病院で循環器内科医として経験を積む。現在は「Myクリニック本多内科医院」院長。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医。

インスタントラーメン食後のケア②|翌日以降のバランス調整と生活習慣

食後すぐのケアと同様に、翌日以降の食生活や生活習慣の見直しも、インスタントラーメンによる影響を最小限にするうえで大切な取り組みです。このセクションでは、翌日以降に実践できるバランス調整の方法を具体的に解説します。

翌日の食事でカリウムを意識的に摂る

塩分(ナトリウム)の過剰摂取を補うために、カリウムの多い食材を意識的に取り入れることが推奨されます。カリウムはナトリウムを腎臓から排出する作用を持つミネラルのひとつで、インスタントラーメン翌日の食事に積極的に取り入れることで、塩分バランスの調整に貢献します。

カリウムを多く含む食材には以下のものがあります。

・バナナ(可食部100gあたり約360mg)
・アボカド(可食部100gあたり約720mg)
・ほうれん草(可食部100gあたり約690mg)
・さつまいも(可食部100gあたり約480mg)
・納豆(可食部100gあたり約660mg)

ただし、腎臓の機能が低下している方はカリウムの過剰摂取に注意が必要であり、主治医や管理栄養士に相談したうえで食事の調整を行うことが重要です。健康な方であれば、上記のような食品を日常的に取り入れることで、塩分排出のサポートが期待できます。

翌朝のむくみを軽減するセルフケア

インスタントラーメンを夜に食べた翌朝は、顔や手足がむくんでいると感じる方も少なくありません。これは、夜間に摂取した塩分が水分を保持したまま朝を迎えることで起こる現象です。翌朝のむくみを軽減するためには、いくつかのセルフケアが効果的とされています。

まず、起床後すぐにコップ1〜2杯の水を飲むことで、就寝中に失われた水分を補いながら、体内のナトリウム濃度を薄める効果が期待できます。また、顔や足首への軽いマッサージも、リンパの流れを促し、滞った水分の循環を助ける手段として取り入れられています。

さらに、翌朝の食事を薄味にすることで、前日の塩分過剰をある程度補正することができます。例えば、味噌汁を薄めにするか控える、漬け物や塩辛などの塩分の多いおかずを避けるといった工夫が、1日の合計塩分摂取量を適正範囲に保つうえで有効です。

インスタントラーメンの頻度を見直す視点

インスタントラーメンを週に何度も食べる習慣がある場合、単発の食後ケアだけでは塩分の蓄積を防ぐことが難しくなります。定期的な食生活の見直しも重要な観点です。

週に1〜2回程度の摂取であれば、食後ケアと翌日のバランス調整を組み合わせることで、全体的な塩分摂取量を管理しやすくなります。一方、週に3回以上の摂取が習慣化している場合は、代替メニュー(例えば、塩分の少ないスープや手作りの鍋料理)を検討することも選択肢のひとつです。

インスタントラーメンを食べること自体を否定するのではなく、「どの程度の頻度であれば身体への影響を最小限に抑えられるか」という視点で食習慣を見つめ直すことが、持続可能な健康管理につながります。

まとめ

インスタントラーメンは、食後ケアや塩分の排出方法を知っておくことで、身体への影響を最小限に抑えながら楽しむことができます。食後の水分補給やカリウムの摂取、軽い運動の習慣が塩分排出を助け、罪悪感は折り合いをつけることで和らげることが可能です。大切なのは「食べてしまったこと」を責めるのではなく、次の食事での調整を積み重ねる習慣づくりです。食事への不安が続く場合は、内科や心療内科の外来での相談もお考えください。

参考文献

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

厚生労働省「健康日本21(第二次)栄養・食生活」

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」

配信元: Medical DOC

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