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酔った夫がプレゼントの財布を紛失。それよりも妻が『本当に傷ついた夫の対応』

酔った夫がプレゼントの財布を紛失。それよりも妻が『本当に傷ついた夫の対応』

筆者の体験談です。奮発して選んだ初めての誕生日プレゼントを失くした夫に、私は……。

初めての誕生日プレゼント

当時彼氏だった現在の夫と、付き合って初めての誕生日の出来事です。私はデパートで長時間、プレゼントを選んでいました。

売り場を何度も行き来しながら、ずっと悩んでいました。そこにあったのは、地元のメーカーが作った本革の財布。知る人ぞ知るブランドで、手触りもデザインもすごく好みです。

「これ、彼に絶対似合う」と思ったものの、予算がかなりオーバー。予算内のものを手に取っては戻し、また戻っては眺めるのを繰り返していました。

そしてついに、奮発することに決めました。初めて一緒に過ごす誕生日、「これがいい」と思ったものを渡したかったからです。

プレゼントすると、彼はとても喜んでくれました。高かったけれど、「これにしてよかった」と嬉しくなったのを覚えています。

しかし、そんな気持ちのこもったプレゼントが、2年後になくなってしまいました——。

傷ついたのは、財布じゃなくて

友人との飲み会帰り、酔った彼が紛失してしまったのです。
私は慌ててカードを止め、お店に連絡し、対応に追われました。彼も「最悪…」とかなり落ち込んでいました。

財布をなくしたこと自体というより、彼の口から「せっかく選んでくれたのに、ごめんね」という言葉が最後まで出なかったことが、どこか寂しかったのです。

もちろん、わざと失くしたわけではありません。

それでも、あの日売り場をぐるぐると歩き回りながら、一生懸命にプレゼントを選んでいた自分を思い出してしまいました。

プレゼントって、物そのものより、「相手を思って選んだ時間」に意味があるのかもしれません。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。

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