高齢者とは思えない力強い母との格闘
久しぶりに家族がそろい、母も交えて団らんしていたときのこと。突然母が「トイレに行ってみる」と言い出し、自分で歩くと言って聞きません。当時、廊下やトイレには手すりを設置していましたが、それを使っても自力では難しいほど足は弱っていました。それでも、自分で行くと言い張ります。ちょうどほかの家族が買い物に出たときで、私ひとりで母を止めるのが大変でした。支えようとすると、高齢者とは思えない力で私を振り切るのです。
母が亡くなったのは、その半年後でした。死因は腎不全でしたが、元の暮らしに戻れないことへのショックも要因ではないか、と今も思っています。
まとめ
認知症の家族の介護も大変ですが、頭がしっかりしていて自分が置かれた状況を理解している人の介護は、また違うつらさがあると感じました。どのような状況でも、介護は決してラクではありません。それでも、本人がショックを受けるのを見るのは子どもとして何よりつらいものだと痛感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:石井真美/40代女性・主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
※AI生成画像を使用しています
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シニアカレンダー編集部
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