主人公のはるかさんは夫と息子の3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母と同居しています。
夫とともにケーキとパンのお店『かぐら』の2号店を経営しながら、充実した日々を送っていました。
ある日、赤ちゃんを連れた義姉が突然帰ってきて、はるかさん家族の居住スペースで同居することになってしまいます。
義姉は、仕事が決まるまでの日中、はるかさん夫婦に自分の生後2カ月の赤ちゃんを預かってほしいと言い出しました。
「母さんたちで預かったらいいんじゃない?」
優太さんの発言に対し、嫌がる義母。
義姉との同居を了承した責任を感じて、自分が義姉の赤ちゃんを預かるような発言をしかけていた義父。
しかし、義姉に何かを耳打ちされ、急に言葉を濁します。
そして、やはりはるかさん夫婦に赤ちゃんを預かってもらえないかと頼んできました。
義父がまるで義姉に怯えているかのような様子であったことが気がかりなはるかさん。
息子が寝静まったあと、優太さんに義父母と義姉の関係性を尋ねてみました。
「まだ続いてんの?あの人と」





























義父が義母に強く言えない理由は、義母が継ぎたかった義祖父のお店を義父が継いでいるからではないかと推測した優太さん。
義姉には昔から甘かったようですが、大学へ進学したころからさらに甘くなったといいます。
義姉が家を出るときに
「私にはムリだから。こんな最悪な家族の店の経営なんて」
と話していたから、店で一緒に働くことはないから安心してほしいと言います。
一方、義父母の居住スペースで顔を合わせた義姉と義父。
「まだ続いてんの? あの人と」
意味深な義姉の言葉に対し、大きな声をあげて足早に寝室へと戻っていった義父なのでした。
◇ ◇ ◇
義父が義姉に強く出られない背景には、優太さんたちも知らない事情がありそうです。家族の間には、外からは見えない過去や関係性があるもの。とはいえ、その事情によって自分たちの生活や育児に負担が及ぶなら、無理に背負う必要はありません。家族の問題だからと我慢してしまいがちですが、相手の事情と自分たちの生活は分けて考えることも大切なのかもしれません。
著者:マンガ家・イラストレーター あおば

