
メディアプラットフォーム「note」を運営するnote株式会社が、2026年上半期に同プラットフォームへ投稿された“推し活”記録から選出した「推し芸人ランキング」を発表した。同ランキングは、記事の投稿数やPV数、文字数などのデータに加え、LLM(大規模言語モデル)によるAI解析を組み合わせた独自のもので、ファンの熱量を可視化している。
集計の結果、M-1グランプリ2025で準優勝に輝いたドンデコルテが初の1位を獲得。2位にダウ90000、3位にたくろうが続いた。
■M-1グランプリ2025で活躍のドンデコルテとたくろうへの深い熱量

初のトップに立ったドンデコルテは、M-1グランプリ2025での準優勝を機にnote上に多くの感想が投稿された。
決勝ネタである「デジタルデトックス」や「名物おじさん」に描かれた人物像を自分と重ねる声や、渡辺銀次の魅力を分析する記事など書き手の幅広さが特徴となり、初の1位につながった。
また、同賞レースで第21代王者となったコンビのたくろうは3位にランクイン。漫才の仕掛けを場面ごとにほどく考察など、ネタの細部まで言葉にしようとする書き手が集まった。
■岸田國士戯曲賞受賞のダウ90000が2位にランクイン
2位には、主宰の蓮見翔氏が「ロマンス」で第70回岸田國士戯曲賞を受賞したダウ90000が入った。
noteには、登場人物の関係を相関図にまとめる記事や、戯曲を文芸批評の視点から読み込む考察などが並んだ。劇場に通うファンと作品を言語化するファンの両方の熱量が、上位進出を後押しした形だ。

■AI分析で可視化されたオードリーやランジャタイのファン心理
今回のランキングでは、LLMによる解析を導入し、ファンがどのような文脈で芸人を推しているかを四つの軸から整理している。
長年ラジオ番組を聴き続けるリスナーがコアファンのオードリーは「継続性」の高さが浮き彫りとなり、自身の人生の節目と活動を振り返る記事が目立った。一方、動画や音源を繰り返し聴くファンが多いランジャタイは「情緒的同一化」の傾向が見られ、困難な時期を支える存在として語られている。

「2026年上半期 推し芸人ランキング TOP30」概要
集計期間:2025年12月1日〜2026年5月31日
集計対象:noteに芸人名のハッシュタグをつけて投稿された記事
分析方法:当該記事の投稿数・投稿者数・PV数・文字数のデータに加え、内容をLLM(大規模言語モデル)で「没入行動・資源投下」「継続性」「観察・分析深度」「情緒的同一化」の四つの軸から解析し、複合的に評価

