妊娠中の夏美さんは、夫・冬彦さんとともに、おなかの赤ちゃんの性別を義両親へ報告しに行きました。
しかし、妊娠を喜んでくれていたはずの義両親は、赤ちゃんが女の子だとわかると、「女の名前なんてどうでもいい」と心ない言葉を口にしたのです。
ショックを受けた夏美さんは、義両親には伝えていなかったものの、過去に流産した経験があり、どうしても聞き流すことができなかったと伝えます。怒りを見せる夏美さんに焦った義母を見かね、その場を収めようと「さっきの言葉に深い意味はないよね」と仲裁に入る冬彦さん。
しかし、義母は「女は嫁いで苗字を継げないから」と驚きの理由を打ち明けました。代々1人目は男の子で苗字を受け継いできたことや、自身の経験を語り、「男の子以外どうでもいい」と口にする義母。そのまなざしから、夏美さんは本気だと悟ります。
義父による救いの手…?
















夏美さんは、義母がこれまで経験してきた苦労に理解を示しながらも、「今はそんな時代じゃありません」「女の子だからどうでもいいなんて、絶対に言っちゃいけない言葉です」と、自分の考えをはっきりと伝えました。
しかし、その言葉に義母は納得できず、場の空気は一気に険悪に。義母は冬彦さんを味方につけようとし、緊張感が漂います。
そんな義母を止めたのは義父でした。
義父は義母に向かって、「お前は一発で男の子を産めたかもしれない。でも、みんながそうとは限らないんだ。今回は諦めなさい」と静かに諭します。
その言葉を聞いた義母は、先ほどまで感情的になっていた義母でしたが、夏美さんの体調を気遣い、やさしい言葉をかけるようになったのです。
そんな義母の変化に、夏美さんは「わかってくれたんだ」と、思わず胸をなで下ろすのでした。
▼最終的には、義母が夏美さんを気遣う姿勢を見せてくれたことで、夏美さんもほっとしたことでしょう。自分の若いころの経験を語る中で、知らず知らずのうちに現在の価値観とは合わない発言をしてしまうことがあります。かつては当たり前とされていた考え方でも、時代の変化とともに価値観は大きく変わっていくものです。
過去の経験を大切にしながらも、「今はどうなのか」を考え続けることが、世代を超えて理解し合うために大切なのかもしれませんね。
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