私は、幼い娘・リンを育てるママ。昔から人の顔色をうかがい、自分さえ我慢すればいいと気持ちを飲み込んできました。そんなある日、買い物中に見知らぬ女性から付きまとわれ、通りかかったママに助けてもらいました。助けてくれたママと連絡先を交換して別れ、ようやく安心したのもつかの間、物陰からあの不審な女性が再び現れて……。
不審な女性が再び私の前に
助けてくれたママのやさしさに触れ、心が軽くなった私。
さぁ、帰ろう! と思った瞬間、物陰から様子をうかがっていたあの不審な女性が再び現れ……。

















物陰から再び現れた女性は、「私も帰るのよぉ〜」と、何事もなかったかのようにリンちゃんのママへ声をかけます。
リンちゃんのママは別れを告げ、足早に立ち去ろうとしますが、女性は後ろから付いてきて……。
そして、ベビーカーで眠っているリンちゃんを見ると、「赤ちゃん寝ちゃってる。ベビーカーも大きいし、1人じゃ大変!」と断りなく、手伝おうとします。
女性が突然リンちゃんへ手を伸ばしたため、リンちゃんのママは『何かされるかも!?』と不安になり、慌てて制止。
しかし女性は、「ぼやっとしないで、子ども抱っこして!」「ベビーカー、私が畳んであげるから」と言い、リンちゃんのママに抱っこを促します。
そして、リンちゃんへ顔を近づけ、「はぁ〜、癒される香り♡」と、リンちゃんのにおいを嗅ぐ女性。
その後、女性は手際よくベビーカーを畳んで車へ載せると、「お節介に付き合ってくれてありがとうね〜」とひと言。リンちゃんのママは戸惑いながらも、「……まぁ、悪気はなかったのかな」と思うのでした。
◇ ◇ ◇
たとえ善意からの行動でも、保護者の許可なく子どもやベビーカーに触れれば、不安や恐怖を与えてしまいます。困っている人を助けたいときは、まず声をかけ、相手の意思を確認することが大切です。また、自分が違和感を覚えたときは、相手に悪気があるかどうかを考えて我慢するよりも、子どもの安全を第一に考え、はっきり断って距離を取るようにしたいですね。
次の話を読む →著者:マンガ家・イラストレーター ままぽぽ

