3.ストレスのため
ストレスが溜まっているときも、ウンチのニオイが変わることがあります。人間もストレスでお腹を壊すことがありますが、猫も同じです。精神的な不調が腸内環境を悪くしてしまうことがあるのです。
猫は、主に環境の変化でストレスを感じやすいと言われています。直近で、引っ越しや長時間の留守番、新しいペットの受け入れなど、生活に変化がなかったか思い出してみましょう。人間にとっては些細なことでも、猫の大きな負担となっている場合があります。
ストレスでウンチのニオイが変わってしまった場合は、ストレスを緩和させることが一番の改善策となります。引っ越しをした後は今まで使っていたトイレやタオルを変えないようにする、長時間の留守番をさせた後は飼い主さんとのコミュニケーション時間を取るなど、ストレスの原因に合わせた対処が必要です。
4.病気のため
猫は我慢強い動物なので、知らないうちに病気が進行しているケースがあります。糖尿病などの病気に伴って便の状態が変化することもあるため、気になる症状はこまめにチェックしてあげると良いでしょう。
また、ウイルスや細菌に感染してウンチが臭くなることもあります。ウンチのニオイが明らかに変わった、何日も下痢が続いているといった症状が見られる場合は、獣医師の診察を受けてみてください。ウンチの中に小さな粒のようなものや細い紐状のものが見られる場合は、寄生虫に感染している可能性もあります。
病気でなくても、運動不足で腸内環境が乱れることもあります。肛門腺の炎症やお尻周りの皮膚炎がニオイの元になっている場合もあるので、ウンチのニオイが変わったときは動物病院に連れて行くのがおすすめです。

