脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「走れ!一番になれ!」先着順の美容室で親子がダッシュ!注意されると逆ギレ⇒店長登場でママに悲劇が

「走れ!一番になれ!」先着順の美容室で親子がダッシュ!注意されると逆ギレ⇒店長登場でママに悲劇が

わが家が通う美容室は、予約制ではなく受付順。そのため、いかに早く受付を済ませるかが待ち時間を短くするためのカギとなります。休日はいつも開店時間にお客さんが殺到するので、美容室側もルールを設けていますが、その日は猛ダッシュする親子がいて……。
…。

非常識親子の危険行為

8歳の長男は、いつもショッピングモール内の美容室でヘアカットをしています。その美容室は予約制ではなく受付順で、格安かつスピーディーに髪の毛を切ってくれるので人気が高く、早く受付をしないと何時間も並ぶ……なんてことも珍しくありません。


ある休日、いつものように開店前にショッピングモールの入り口で待っていると、すぐ後ろに長男よりも1歳か2歳上ぐらいの男の子2人を連れた母親が並びました。どうやら、お目当てはわが家と同じ美容室。母親が子どもたちに「美容室の場所はわかるよね? 走って行って一番をとるんだよ」と、熱心にレクチャーしています。


危ないと感じた私は、あえて周りに聞こえるボリュームで「美容室に急いで行きたいけど、走ったら危ないから歩こうね」「今月からルールの看板にも“走らないでください”って書いてあるからね」と長男に話しかけました。チラッとその親子のほうに目をやると、少しだけ目が合いました。気まずそうに目を逸らされたので、私の声は母親にも聞こえていたはずです。


しかし、そんな当てつけもむなしく、ドアが開いた途端、後ろの親子は猛ダッシュ。私たちを押し除けてエスカレーターを駆け上がり、美容室に飛び込んでいきます。歩いて向かった私と息子はかなうはずもなく、受付に出遅れてしまいました。


しかし、受付に行くと、親子がスタッフと揉めています。どうやらエスカレーターの目の前にある美容室からはダッシュする親子が丸見えだったようで、スタッフが「今月から走るのは禁止です。入口の看板にも、“走らないでください”と大きく書いてありますよね?」と注意していたのです。私たちが受付に着いてからも、「他のお客様の迷惑にもなるので、ルールを守れない方はお断りしています」と諭していました。


注意された母親は、怒り心頭で「私は何年もここに通ってるの。知ったこっちゃないわよ! あんたじゃ話にならない! 話のわかる上の人を出しなさいよ!」と叫びます。するとすかさず奥から「私が店長です」と男性が顔を出しました。


店長は背が高く、ちょっぴり強面の男性。いつもやさしく長男の髪を切ってくれる方ですが、今日は濃い色付きメガネをかけていて、凄みが増しています。母親は店長とは初対面だったようで、その姿を見るなり「も、もういいわ!」と動揺しながら店を出ようとします。そのとき、待機用の椅子に母親の足が引っかかり、盛大に転倒。けがはなさそうでしたが「大丈夫?」と店長が近寄ると、子どもたちは「母さんのせいで恥ずかしい!」と涙目です。親子は店長の声掛けを払いのけ、周囲の冷ややかな目線を浴びながら、そそくさと逃げていきました。


その後、美容室のスタッフは何事もなかったかのように受付を再開し、長男も早い順番でカットしてもらえました。


周囲の迷惑や危険を考えず、親が子どもにルール違反になることを教えている姿にはびっくりしました。しかし、ルールを守らなかった人には、それなりの制裁があることをしっかりと目の前で再認識させられ、見ていた長男にとっても勉強になったと思います。これからも子どもたちには、なぜそのルールがあるのか、守らないことで周囲や自分にどんな影響があるのかをしっかり教えていこうと思った出来事でした。


著者:中村仁香/40代・自営業。マイペースな8歳の息子と気が強い4歳の娘、夫婦の4人家族。ほぼワンオペ育児に奮闘中。ストレス解消のために、夕飯を作りながらのビールがやめられない。


作画:Pappayappa


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)


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