【なんか…嫌な家】霊感のある配達員が遭遇した“おぞましい光景”…コロナ禍に届けたガーゼマスクの悲劇【作者に聞く】

【なんか…嫌な家】霊感のある配達員が遭遇した“おぞましい光景”…コロナ禍に届けたガーゼマスクの悲劇【作者に聞く】

「嫌な家」とは?

郵便配達員たちは、郵便物がある限り「あの配達先には行きたくない」とはなかなか言えない。しかし、配達中に「嫌な感じ」のする住宅に遭遇することもある。遠くから見ただけで背筋がゾッとし、近づけば震えや頭痛がひどくなる…そんな物件があるという。これは、霊感のある郵便配達員が実際に経験した、かなり怖い物件の話だ。


■「命より仕事を優先するのが日本人」…配達員が挑んだ忌み地への配達
嫌な家_P02
嫌な家_P03
嫌な家_P04
え?何が…?


その2階建ての古いアパートは、階段の下にいるだけで鳥肌が立つほどだったという。調べてみても、有名な事故物件サイトには載っていなかった。2階の一番奥の部屋から漂ってくる、まがまがしい気配を感じながらも、ほかの住戸への配達をこなしていた。その問題の部屋には人が住んでいる気配はなかったため、「配達がなければ近づかないからいいか!」と油断していた。

しかし、その部屋まで行かなければならない事情ができてしまう。それはコロナ禍に政府が約260億円もの大金をかけて行った「ガーゼ製布マスクの全戸配達」だった。泣いても駄々をこねても避けられない現実を前に、彼は意を決して配達に向かった。そして彼は、今でも目に焼き付いて離れないおぞましい光景を目にするのだった。

郵便局員が実際に経験した怖い話を漫画化したのは、現役の郵便局員である送達ねこさん(@jinjanosandou)。漫画を描いているうちに、その噂を聞きつけた郵便局員から話が届くようになり、今では他局の郵便局員からも体験談が寄せられるようになった。本作『嫌な家』について送達ねこさんに詳しく話を聞いた。

■「霊感がある人」だけが回避できる苦労

この話は、M支店に勤務するYさんの体験談だという。Yさんは、いわゆる「霊感」がある人だ。作者は、「Yさんのような人は、日々私たちにはわからないような苦労があるのだろうが、結果的に危険なところを回避できるのではないかと思います。大抵の人はわからないでそのまま住んでしまうと思うんですよね…」と語る。

しかし、配達員は「命より仕事を優先するのが日本人って感じ」と読者から言われるほど、回避したい場所にも配達に行かざるを得ない。

『郵便屋が集めた奇談』は、読者から「こういう不思議で怖い話って好き」「背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい…!」と好評だ。日本のどこかの町でひっそりと起こっている“怪異”を覗き見してみてほしい。


※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格が異なる場合があります。
配信元: Walkerplus

提供元

プロフィール画像

Walkerplus

ウォーカープラスは日本最大級の‟トレンド&おでかけ”情報サイト。全国の注目スポット&最新イベント情報に加え、エンタメ・ビジネス・ライフスタイルなどウォーカー編集部が発信するオリジナルニュース、花見や花火といった季節に応じた大型特集を展開し、「トレンド好き、おでかけ好き」ユーザーの「知りたい・行きたい」をかなえるメディアです。