
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『秘密ばかりが増えていく』を紹介する。作者の青い小指さんが、5月23日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、青い小指さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■少女が胸に抱く秘密の恋

桃、苺、柚の不良娘3人は、愚痴にも近い恋愛の話をしていた。ひとりだけ自分の話をしないと指摘された柚だったが、彼女は2人に伏せて秘密の恋をしている。それは、柚には胡桃という愛する彼女がいることだ。
胡桃を家へ招いた日、キスをしようとするも柚は止まってしまう。残念そうにする胡桃に対し、柚は「許可取ってない…から…」と伝える。その答えを聞いて、ぱっと笑顔を浮かべそんな優しい所が好きだと笑う胡桃。そんな胡桃を見て、柚には“幸せな秘密”がどんどん増えていき…。
この純愛の物語を読んだ人たちからは、「泣きそうなくらい良い質感」「良きかな」など、多くのコメントが寄せられている。
■「物語とあわせて、絵の雰囲気にも注目していただけたら嬉しいです」作者・青い小指さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
新人賞用の漫画を描いている最中、息抜きとしてこの作品を描きました。ですがやっぱり、息抜きのはずなのに結局物語から離れられませんでしたね。
――本作では、柚が抱く胡桃への“秘密”が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
どうせ描くなら、自分の好きな描き方を貫こうと思いました。特に魚喃キリコさんのようなコントラストのはっきりした画面づくりにはこだわっています。物語とあわせて、絵の雰囲気にも注目していただけたら嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「秘密ばかりが増えていく。どれもこれも幸せな秘密ばかり」という心理描写が気に入っています。また、柚が赤面しながら「許可取ってないから」と言うシーンも好きです。普段はいつも笑顔で、何でもさらりと受け流すような人が、好きな人の前では照れてしまう。そのギャップがかわいらしいと思います。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
「素敵だな」「かわいいな」「雰囲気がいいな」と感じた女優さんや、身の回りの人たちから着想を得ることが多いです。
――今後の展望や目標をお教えください。
目の前の目標は、新人賞を獲ることです。私が絶望していた時に助けてくれたのは、会ったことも話したこともない架空の人物たちでした。次は私がその役割を果たしたいと思っています。私の物語で誰かを励ましたい。誰かの支えになりたい。それが、私が物語を作り続ける理由です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもお読みいただきありがとうございます。これからも、少しでも心に残る物語を届けられるよう精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

