
「ジャニーズ騒動のときはえらいことになって、会見してるなと思ってさ。俺んちまでピンポン来て『布川さん、ちょっと一言聞かせてください』って来たらどうしようと思ったよ。なんて言えばいいんだろうと思って。あんな大ごとになって。来なかったから良かったけど…」
2023年に表面化したジャニー喜多川氏の性加害問題。元少年隊の東山紀之が同年末で芸能界を引退し、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の代表取締役に就任するなど世間を騒がせた。
冒頭のコメントは、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」(6月22日付)に出演した元シブがき隊の布川敏和によるもの。同チャンネル内で布川は、シブがき隊はジャニー喜多川氏管轄の合宿所ではなく、姉の藤島メリー泰子氏が管轄する旧合宿所だったため、詳細な事情は知らなかったとしつつ、複雑な胸中を語った。
「もうジャニーズ辞めてから何十年も経ってるから、あんまりジャニーズのことはわからなかったけど、そういう噂とかは、ある程度少しは何となく耳に入ってたけどさ、今現在そんなことが起こってたのかな…って。街録チャンネルにも元ジャニーズの子とか出たりとかしてしゃべってたじゃない? そんなに続いてたんだなと思った…」
「そういう方なんだっていうのは聞いてたよ」
そして布川はこう続けた。
「昔はそういうのがね、フォーリーブス時代とか、ジャニーさんっていうのはそういう方なんだっていうのは聞いてたよ。それは理解してたけど、優しかったしね。『YOU肩凝ってない?』といって肩揉んでくれたりさ」
また布川は、問題が明らかになったからといって、過去に受けた恩義が消えるわけではないとも語る。
「大きな歌番組とかジャニーさん来てくれるし、『歌うときは1階と2階の真ん中見て笑顔で歌うんだよ』とかって教えてくれたのはジャニーさんだから…」
布川の割り切れない胸の内がうかがえる。当時としては珍しく、メリー氏管轄のグループだったシブがき隊。ジャニー氏と一定の距離感があったからこそ、当時の思い出を冷静に振り返ることができたのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)
