母との縁を消る“罪悪感”、一瞬で溶かした夫からの「神アドバイス」|子守り好きな実母と絶縁した話

母との縁を消る“罪悪感”、一瞬で溶かした夫からの「神アドバイス」|子守り好きな実母と絶縁した話

もう一人のお母さん

家族 祖父母

そして、俊は私の手を握って、一番心に響く言葉をくれた。

「あすかのことを大事に思っているのはうちの親も同じだよ。もっと甘えて、頼っていいから」

その言葉に、私は本当に救われた。そうだ。私にはいつも私を気にかけてくれる優しい「母」がいる。私は、私のことを大切にしてくれる人を、これからはもっと大切にしよう。

私は、母と縁を切る――当分の間は一切連絡を取らない、仕事の手伝いももうしない、壮太も会わせない――という決断をした。

たくさん腹が立つことをされたし、言われたし、助けて欲しい時に助けてくれないばかりか、追い打ちをかけたりもしてきた母。でも、やっぱり私はお母さんのことが好きだった。だからこそ、期待して、傷ついてきたんだと思う。

でも、きっともう、今の私にはお母さんと離れても大丈夫。

私は、俊と壮太との新しい生活を、私自身のペースで、穏やかに築いていこうと決めました。母を憎むのではなく、ただ静かに、離れる道を選びます。この決断が、私の未来にとって最善だと、今は信じているのです。

あとがき:心を溶かす夫の言葉

俊さんの存在が、あすかさんにとって最大の救いですね。彼の言葉は、長年の罪悪感を一瞬で溶かしたでしょう。「親なんだから」という世間の常識ではなく、「あすかの心を守る」ことを最優先する姿勢に感動しました。

完全に断絶ではなく、無理のないペースで距離を置くという現実的な解決策を選んだあすかさんは「悪い娘」ではありません。これからは、自分のペースで穏やかな日常を掴んでいけることでしょう。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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