子どもが通う園で、あるSNSに投稿された動画が「あのママに似ている」と噂になったことがありました。最初は一部の保護者の間だけの話だったはずが、動画はLINEで少しずつ広がり、やがて私のところにも届いたのです。
曖昧なまま広がった噂はついに本人の耳にも入り、園で保護者会が開かれる事態になりました……。
LINEで保護者間に拡散された“ある動画”…「あのママでは?」噂の真相は
子どもが通う園で、あるSNSにアップされている動画が「もしかして、あのママさんじゃない?」と噂になったことがありました。
最初は一部の保護者の間だけで話題になっていたようですが、その動画は個人間のLINEでひっそりと共有され、少しずつ他の保護者にも広がっていったようです。
やがて、私のところにも「これ、あのママさんに似てない?」というメッセージとともに動画が送られてきました。動画には、居酒屋のような場所で、数人が大きな声で騒いでいる様子が映っていました。その中のひとりが、園で見かけるママに似ていると言われていたのです。
実際に見てみると、たしかに雰囲気は似ているようにも見えました。けれど、動画は少し離れた場所から撮られたもののようで、顔がはっきりわかるわけではありません。髪型や服装の印象が似ているだけで、本人だと決めつけられるようなものではないと感じました。
それでも、曖昧なまま話は広がっていったようです。誰かが軽い気持ちで送った動画が、次の人へ、また次の人へと回っていき、結果的にその噂はご本人の耳にも入ってしまいました。
その後、園としても対応が必要な状況になり、保護者会が開かれることになりました。そこで先生から、話題になっていた動画はそのママ本人ではなかったこと、そして、本人かどうかわからない情報を広げることは相手を深く傷つける可能性があると説明がありました。
私はその話を聞きながら、最初に動画が送られてきたときのことを思い出していました。LINEは気軽に送れる分、「少し気になっただけ」「確認したかっただけ」という気持ちでも、受け取った人がさらに誰かへ送れば、あっという間に広がってしまいます。
似ているというだけで動画を回され、噂の中心にされたママの気持ちを思うと、胸が痛みました。たとえ悪気がなかったとしても、不確かな情報を広げることは誰かを傷つける行為になり得るのだと感じました。
それ以来、私は誰かに関する噂や動画が送られてきても、安易に反応したり、他の人へ回したりしないようにしています。便利なLINEだからこそ、送る前に一度立ち止まることが大切なのだと感じた出来事でした。
著者:安西美奈/30代女性/1歳の娘を育てる職場復帰したフルタイムワーママ。好きな芸能人は鈴木亮平。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

