① 紙製ベーキングカップ

耐熱性があり、オーブンでの使用ができるベーキングカップは、製菓用品の専門店だけでなく、スーパーの製菓材料コーナーや100均でも可愛い柄のものが入手できるようになりました。特にクリスマスやバレンタインのシーズンには種類豊富に並ぶので狙い目。紙で作られており、使い捨てとなりますが、価格は安めなので使いやすく便利。
名称はカップケーキカップ、マフィンカップなどいろいろ。形や大きさも種類が豊富にありますが、大きく分けると2種類のタイプになります。

厚手のしっかりしたタイプはそれだけで自立して使用可能。生地を流し入れて、オーブンバットに直接乗せて焼くことができます。

比較的安価で入手できるのは薄手のタイプ。カップの形状になってはいますが、生地を流し入れると重みで広がってしまい、形を維持できません。そのため、広がらないようにする工夫が必須。相棒となるアイテムと組み合わせることによってきれいな形で焼き上げることができます。相棒になれるアイテムは順次ご紹介していきますよ~♪

カップの形や柄は種類豊富。色味を足してくれたり、季節感のあるものもあって全体の雰囲気を底上げしてくれます。

一見、多肉植物の寄せ植えに見えるこのカップケーキも、鉢のように見えるベーキングカップを使用しています。多肉植物はクリームで作りました。

焼きっぱなしのシンプルなマフィンも、ちょっとした柄つきのカップを使用することで可愛さをプラスできるのでいいですよね。
② グラシンカップ

大量に焼くおうちや使用頻度が高い方にオススメなのは、グラシン紙で作られたカップ。透けてみるくらいの薄い紙なので自立はできませんが、とにかく割安。我が家では教室用にカップケーキを焼くときも、おうち用にマフィンを焼くときもほぼこれを使用しています。
100均でも取り扱いがあったりしますが、数量少なめ。製菓道具の専門店に行くと、大量だけどすごく安く販売されていることが多いです。

茶色いタイプもあります。ナチュラルカラーで、チョコ系だと色がなじんでいいですよね。
我が家にはマフィン型がありますが、取り外しや洗いやすさも考えて、型にグラシンカップを敷いて焼いています。

カラフルなベーキングカップと異なり、グラシンカップは薄くて生地の色が透けて見え、カップの存在感を消してくれます。カップケーキのようにデコレーションする場合は、こちらが向いています。
